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日本通訳フォーラム2018 8月25日(土)

2010年11月25日

広州アジア大会14 これが日本のサッカー!

やっぱりサッカー決勝の担当になりました。会場のスタジアムも今日に限ってはセキュリティが一段と厳しくなっており、当日用の特別なパスが必要とのことなので、3時過ぎに会場入りして三位決定戦(韓国―イラン)から観戦しました。で、これが最高の試合でした!

会場の一角に熱心な韓国サポーターが陣取り、例の「テーハンミング(大韓民国)」を大声でチャントするのですが、すぐに中国ファンのチャントにかき消され(泣)、肝心の試合もイランが先制し、後半30分過ぎまで3-1とリード。ただ奇跡はここからです。会場全体に終了ムードが漂う中、韓国は辛抱強くボールをつないで、まずはミドルシュートで1点。これでイランが目を覚まして全員で守りに入り、タックルを受けるたびに足をおさえて時間稼ぎに走るわけですが、韓国は丁寧に前線に運び、試合残り2分でゴール前に飛び出したジ・ドンウォンがヘディングで同点ゴール。そして韓国人通訳者とメディア席で「きたーーー!」と大はしゃぎしている私の興奮が冷めやまぬ間に、再度ジ・ドンウォンがDFの頭を越えてヘディングで決勝点。会場は大いに盛り上がり、韓国選手はベンチ前で抱き合い、イラン選手はピッチ上でがっくり。サッカーでこんな大逆転劇を目にすることはあまりありません。

大逆転の後、久々に饒舌なホン・ミョンボ監督
決勝は7時にキックオフ。予選からずっと観てきた私にとっても、「21歳以下代表の二軍」と呼ばれてさほど期待もされていなかったこのチームには思い入れがあります。試合後の記者会見で監督が「すべては守りから始まる。まずは守備から」と語っていたように、我慢強く、泥臭い守備でボールを奪い、前線の水沼や永井につなぐ。「目標に向かって一丸となるところ」が日本のサッカーだとも述べていましたが、ボランチの山村をはじめ、今大会は守備陣がとても印象に残っています。DF実藤の決勝点も今まで我慢していた鬱憤を一気に晴らすような感じで、個人的にスカッとしました(おおむねUAEの応援に回っていた中国人を黙らせたというのもある)。フィジカルで勝る相手でも、組織力で互角以上に戦えることを証明した大会でもありました。



負け戦の記者会見ほど重くて面白くないものはないですから、勝利で終わって本当に良かったです。予選からずっと固かった印象の関塚監督も、最後の記者会見はリラックスしていて、肩の荷が下りたのだなあと感じました。前も書きましたが、関塚監督は寄り道をしないで、筋が通った話をするので非常に通訳がしやすい。川崎フロンターレ時代、国際舞台の大きな試合では涙をのむ事が多かったですが、ついに念願のビッグタイトルです。日本サッカー史上初のアジア大会優勝、おめでとうございます!

■グリーンズ関係の仕事でお世話になった兵庫県議会議員の稲村和美さんが尼崎市長に当選したとのニュースが飛び込んできました。歴代最年少(38歳)の女性市長です。おめでとうございます!サンパウロの夜のように、またワインをしこたま飲みましょう!

■125年の歴史を誇る広東料理の老舗・陶陶居酒家でランチしてきました。飲茶は久しぶり。香港に住んでいた頃は毎週のように食べていた記憶があるのですが。

がっつり食べました