2010年11月24日

広州アジア大会13 念願のビーチバレーだったけど。

先週からスケジュール担当者に「私は女子ビーチバレーのスペシャリストだから、日本語通訳はまかせてね!絶対だよ!」と明らかに下心丸出しのアピールを続けていたら、なんと要望を聞き入れてくれてビーチバレーを担当させてくれた・・・って男子かよ。一杯食わされた。

日本は朝日・白鳥ペアが銅メダルを決める三位決定戦に出場。ただ対戦相手との実力差がかなりあったのか、34分であっけなく勝利。そして銅メダルだからなのかは分かりませんが、記者会見を求めるメディアがおらず、せっかく1時間もかけて会場に来たのに仕事はなし。でもまあここまで来たのだからと、中国ペアが激突した決勝を観戦してきました。

その試合ですが、まず驚いたのが進行と演出。というか、Xゲーム並みの派手な演出です。タイムアウト中はもちろん、ポイントの間の8~10秒にも音量MAXの音楽が流れて、タイムアウト中とセットの合間にはセクシーダンサーも登場して踊りまくるので、観客は目と頭を休める暇がありません。ただその辺はきちんと計算されていて、決して疲れることはありません。むしろ一つのエンタメ・パッケージとして完成しているというか。

ダンサーの皆さん、美しい!
 ビーチバレーを生で観るのは初めてだったのですが、意外に選手の動きが速い。砂に足をとられてかなりスピードと俊敏性が落ちるのではないかと勝手に予想していたのですが、やはり鍛錬を積んだプロというか、スピードもポジショニングも素晴らしい(当たり前か)。そしてパワーよりも頭脳プレーの要素が圧倒的に多い大きい印象です。決勝を戦った中国ペア2組は国内でも頻繁に対決するらしく、今年は互角の勝負が続いていたとか。それだけに1セットが重いです。動画は第一セット最後のポイント。



そういえばビーチバレーなんてもう10年以上やってないな・・・