しかし日本は立ち直ります。少しずつリズムを作り、パスをつなぎ始め、イランのようにロングボールにこだわらずに、細かくつなぐ組織的サッカー、関塚監督の掲げた日本のサッカーを貫きます。すると選手が徐々に落ち着きを取り戻し、水沼が抜け出して同点ゴール。後半はイランが背の高いFWを投入してクロスからの攻撃を試みますが、日本も當間を投入してディフェンスラインを固め、イランの猛攻に我慢の時間。そして居合いのように一瞬のスキを突いて、永井のドリブル3人抜きの逆転ゴールが生まれました。イランの監督が「イランは6度の決定機があり1ゴール、日本は3度の決定機があり2ゴール。決定力が勝負を決めた」と話していましたが、その通りだと思います。
先制されるも集中を切らさず逆転! |
■イランの監督は発言する時に必ず「In the name of Allah...」と言っていたので、私もしかたなく「アラーの名において・・・」と訳しました。そういうものなのですかね。
■この日の午後2時半頃、韓国が海の軍事境界線と定める北方限界線(NLL)に近い韓国西方沖の延坪(ヨンピョン)島と周辺の黄海水域に、北朝鮮側から砲撃があり、50発以上が着弾、多数の民家が炎上したとの一報。韓国軍が応戦し、少なくとも韓国軍兵士2人が死亡、兵士や住民20人が重軽傷を負ったとのこと。北朝鮮人の通訳をしなければならない韓国語通訳者にとって、かなり複雑な状況になりつつあります。もともと複雑なのに、もう勘弁して!