Upcoming Events

日本通訳フォーラム2018 8月25日(土)

2013年10月21日

レッドソックス上原がALCSのMVPに!チビハラは通訳いらない!

レッドソックス6年ぶりリーグ優勝 上原が日本選手初のMVP

厳密には通翻ネタではないかもしれないのですが、通訳付きのパパとは異なり、一人で堂々と受け答えできたチビハラに敬意を込めて。

完全版は1:00あたりから。


To tell you the truth, I almost threw up!
Excited!

めでたいので、ついでに上原のハイライト動画も。2013年度版。

2013年10月20日

思っているより簡単 - 青色申告と国の制度で節税と資産運用

11月のTAC案内です。

思っているより簡単 - 青色申告と国の制度で節税と資産運用
第1部

個人事業主は、サラリーマンに比べると税金の面で優遇されていると言われています。所得は隠せるし、経費も自由に使えると思われているからでしょう。しかし、これは本当の事なのでしょうか?答えは明らかにノーです。サラリーマンと自営業の両方を経験したことのある方はおわかりかと思いますが、実は個人事業主のほうが税金の負担は重いのです。しかし、税金の負担が大変だと嘆いてばかりいる必要もありません。個人事業主にはサラリーマンと違って、節税の余地があります。上手に節税対策をしていけば、税金の負担はかなり軽減できるはずです。「個人事業主は、節税対策を実行すれば、税金で優遇されている」といったほうが正しいかもしれません。

第2部

青色申告8年目を迎える自身の経験に基づき、翻訳者・通訳者固有の問題にも触れながら、税理士である真崎さんのアドバイスを受けつつ対談形式も取り入れて申告の注意点について明らかにします。講演者二人への質問の時間を多く取り、日頃の疑問や不安を解消する道を探ります。 さらに、フリーランスという不安定な職業を少しでも安定したものにするためには資産形成と運用が不可欠と考え、国の制度を利用して簡単にできる節税法と資産運用についても、年齢やリスク許容度に合わせた実践方法をご紹介します。
税金関係のイベントはいつも人の集まりが良いという(笑)。お申し込みはお早めに。

2013年10月19日

ジョジョの奇妙な翻訳


JoJo’s Bizarre Adventure: All-Star Battle Will Have Localization Changes In The West

何年も前に『ジョジョの奇妙な冒険』第3部のスターダストクルセイダースを読みながら、「こんなに海外の有名バンド名とかと曲名を使って著作権問題にならないのかな…」と思っていたが、やはり英訳では全部変更を余儀なくされたようです。そりゃそうだ。グレイトフル・デッドやステアウェイ・トゥ・ヘブンなんてバレバレですからね(笑)。むしろ国内では問題にならなかったのが驚き。

そして、承太郎 の「オラオラオラオラ」やディオの「無駄無駄無駄無駄」はそのままエフェクトとして反映されるとな!こういう大胆なローカリゼーションもあるのですね。

2013年10月18日

「技術翻訳」の話

ちょっと一休みして「技術翻訳」の話【その1】 ~オフショア開発とご近所付き合い~

筆者が米国ボストンに5年間、駐在していたころ、隣のケンブリッジ市にある大きな翻訳会社に勤務する友人に頼まれ、和訳文のチェックをしていたこと があります。ケンブリッジは、MITとハーバードという理系と文系のトップ大学が、街の東端と西端にそびえる世界有数の学究都市であり(ただし、その中間 は犯罪多発地域)、科学技術や政治経済の分野で世界の優秀な頭脳が集まっています。もちろん、日本からも、大学の研究者、政府や企業から輝かしい肩書をそ ろえたエリートが集結しています。友人によると、そうした優秀な留学生や研究者たちが、お小遣い稼ぎのためなのか、生活費の補填(ほてん)のためなのか、 「自分の高度な知識や技術力を生かして、専門性の高いドキュメントの翻訳をしたい」と翻訳会社に乗り込んでくるそうです。

 優秀な翻訳者は大歓迎なので、「それでは、この英文を日本語に訳してください」と50行ほどの簡単なサンプル専門文書を手渡し(大抵の応募者は、 「え? 試験をするの? 即採用じゃないの?」という顔をするそうです)、数日後に返送された(自信満々の)和訳文を筆者がチェックし、採点していました。これは、翻訳者募集にお けるトライアルで、「お手並み拝見」というわけです。

 実際、応募者が20人いるとすると、10人は「中学校で3年間、国語の授業を1回も受けなかったでしょ?」と疑うくらい日本語能力の低い人たちで す。6人は「書いてある文章の意味は分かりますが、これにお金を払いたくありません」というレベルです。そして、3人は「編集者がしっかりサポートすれ ば、売りものになるかも」という感じで、「このままの訳文で出版できます」という合格レベルは1人しかいない、というのが現状です。
筆者がこの後に言うように、多くの(英日)翻訳者に決定的に欠けているのが、「日本語の文章力」であり、「コミュニケーション能力」だと思います。ただ、下記の主張には同意できません。

翻訳者に求められる英語の読解力は、高校1年生レベルで十分で、中には「中学3年生レベルでよい」という人もいるくらいです。翻訳は、基本的に「日本語との格闘であり、日本語の能力が全て」なのです。
日本語能力が大事なのは間違いありませんが、高校1年生レベルで翻訳はできません。私自身、中学から大学卒業までカナダで教育を受けましたが、英語力が本格的に鍛えられたのは高校3年~大学2年あたりでした。特に大学の最初の2年は朝から晩までリーディングの日々が続くので(どこでもそうだと思いますが)、一気に成長した実感がありました。

というか、そう考えると、やはり読書の質と量がすべてですね。はい。

2013年10月17日

翻訳業界とISO

日本の翻訳業界に「ISO17100」のクロフネがやってくる

「翻訳の国際規格」が、2014年に施行されようとしている。検討されている翻訳の国際的な最新規格は、世界の翻訳業界の業務フローや単価にも影響を与える可能性を秘める。もちろん、日本語だけが例外ではない。 

現在、翻訳に関する国際的なISO規格が作られていて、早ければ2014年に発効される。これは『ISO17100 Translation services Service requirements』というタイトルで、翻訳者や翻訳会社が審査を受ける必要のある認証規格だ。2013年11月に、ほぼ確定すると予想されてい る。
私は日本翻訳者協会の理事としてISOを担当 しているのだが、通訳のISO規格作業グループを任されているので翻訳の作業グループの方は正直あまり見えていない。けれど一つ言えるのは、日本の翻訳・通訳業界は世界的に見て特殊な方らしく、調整が難しいケースが少なくない。日本側の代表も頑張ってはいるのだが、マイノリティの立場としては主張を全面的に認められることはあまりないので、時間をかけて辛抱強く説得していく感じだ。ああ、また白髪が増える…

2013年10月16日

英語ができない人に英語はどう聞こえるのか?

そんな素朴な疑問に答えようとした動画がこちら。特に科学的根拠はないらしいが、なんとなく分かる気がする。

 

たとえば私は若い頃にフランス語を少し勉強していたので、今でもフランス語の単語で分かるものがあるのですが、センテンスとしてはまったく分からない。まあ、はっきり言って意味がないのですが(笑)。

2013年10月15日

文学部45周年記念講演会「文学と翻訳」

文学部45周年記念講演会「文学と翻訳」

関東学院大学文学部は1968年に設置され今年で45周年を迎えます。それを記念して、記念講演会を開催いたします。

今回の講演会では、文学部英語英米文学科でアメリカ現代詩を専門に研究する西原克政教授と、東京大学文学部で教壇に立つとともに数多くの翻訳経験のある柴田元幸教授が「文学と翻訳」をテーマに講演します。

アメリカ文学はアメリカ本国のみではなく、翻訳書を通じて多くの国々の読者に愛されてきました。わが国でも、読者のみで はなく実際に小説や詩の発表者である文学者たちにも多大な影響を与えてきました。2名の専門家が、それぞれの立場からの近現代のアメリカ文学そのもの、あるいは翻訳書が私たちに与えた影響をお話します。
柴田さんがアメリカ初期新聞を切り口に講演するのは面白そう。]初期アメリカ新聞コミック傑作選1903-1944を出しているくらいですから、ディープな話が期待できそうです。いつも言ってるけど、有料でいいから動画配信してくれないかな。

2013年10月14日

通訳者のための同時通訳機材講座

通訳者のための同時通訳機材講座

とりあえず第2回まで公開されていますが、なかなか役立つ内容なので今後も期待しています。

「理想は、口元から10cm程度(握りこぶし1個分程度)離すと…音質がよくなります。」 のくだりは意外と知られていないので要チェックです(集中してアツくなると、どうしても近づけてしまうけど)。もっと言えば、マイクの場合は20cmほど離すと良いらしいです。以前にサウンドエンジニアの方に教えてもらいました。

ヘッドフォンのタイプですが、私は Klipsch イヤホン Image X 10 を使用しています。遮音性が高く、話者の声に集中できるものが欲しかったからです。実際、耳の奥まで入れてポッドキャストを聴いていると、飛行機のジェット音もほぼ消えます。



昔はオーバーヘッド型を使っていた時期もありましたが、やはり暑いのと、長時間装着していると違和感がかなりあるのでやめました。音質は問題なかったのですが。

2013年10月13日

翻訳会社ブラックリスト

Agencies Black List

誰がアップデートしているのか分からないけど、主に支払い関係で問題がある(らしい)翻訳エージェントのリストです。欧米の会社が中心。日本のエージェントは今のところ掲載されてないような。

ただ、こういうリストには付き物ですが、「レート低すぎ」 などの評価は主観的で必ずしもブラックだとは限らないので注意が必要だと思います。

2013年10月12日

東京の中学で『はだしのゲン』英訳者の講演中止

はだしのゲン:英訳者の講演中止 東京の中学

広島での被爆体験を描いた故・中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」の英訳出版に尽力した米国人翻訳家、アラン・グリースンさん(62)=東京都杉並区=に よる生徒への講演を4日に予定していた同区立井荻中学校(赤荻千恵子校長)が、前日に急きょ中止したことが分かった。講演は別の講師に差し替えて行われ た。グリースンさんは「『近ごろの事情』などと曖昧な説明を受けたが、圧力や自己検閲があったのか」と話している。
まさか自分の知り合いの翻訳者がこんなことに巻き込まれるとは夢にも思わなかったが、実際、報道の通り学校側は曖昧な説明に終始しているらしい。

『はだしのゲン』についてはつい最近、松江市立小中学校の図書室で閲覧制限がかかって問題になり、その後、市教育委員会が制限を撤回した経緯がある。今の所、英訳版に対しての閲覧制限は表面化していない。

2013年10月11日

10/19 調べ物100分勝負

10月のTACイベント情報です。 講演者の深井さんはツイッターでも活発に発言されている方だったりします。面白そうですね!

調べ物100分勝負

翻訳において「調べ物」の比重が大きいことは言うまでもありません。毎日何度となく繰り返す辞書引きから、これも今や当たり前となったネット検索まで、翻訳者の日常は「調べ物の日々」でもあり、効率的な調査能力は翻訳者の重要なスキルです。

今回のセミナーでは、いろいろな事例を交えながら、辞書の基本からネット検索のコツまで、「翻訳者に必要な調べ物のスキル」をお伝えします。

講演者:深井裕美子

東京都出身。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。翻訳者兼翻訳学校講師(翻訳の基礎/PCスキル)、株式会社ネスト代表取締役。ウェブサイト 「翻訳者の薦める辞書・資料」運営。テレビ、映画、演劇、音楽関連の仕事が多い。主な作品に戯曲「淋しいマグネット」、写真集「リュリシーズ」、映画「樹海のふたり」(英語字幕製作)、書籍「バイリンガルコミックス忠臣蔵 The 47 Ronin」(2013年10月発売)など。趣味は演劇・落語・ライブ・スケート鑑賞、楽器演奏。

開催日:2013年10月19日(土)
時間:14:00~17:00
開場・受付開始:13:30;開演:14:00(時間厳守)
会場:991会議室 (9階)、フォーラムエイト
所在地:150-0043東京都渋谷区道玄坂2-10-7(渋谷駅徒歩5分)
電話番号:03-3780-0008
参加費:JAT会員⊸無料 / 非会員⊸1,000円(事前参加申し込み不要)

交流会:5時15分から (交流会も事前参加申し込み不要。セミナーの受付にて参加申し込み・支払。)
交流会場所:B.Y.G.
所在地:渋谷区道玄坂2-19-14 電話:03⊸3461⊸8574
交流会参加費用: 2,000円 (飲み物別料金)

2013年10月10日

2nd International Conference on Non-Professional Interpreting and Translation

2nd International Conference on Non-Professional Interpreting and Translation 

ノンプロフェッショナル通訳・翻訳の国際会議とは新しい視点。以下のようなトピックが守備範囲らしい。
  • Ad hoc translation/interpreting
  • Adult/Child language brokering (oral and/or written), Family interpreting
  • Literacy brokering
  • Brokering between deaf adult signers and hearing groups
  • Non-professional, church/religious interpreting and translation
  • Non-professional media interpreting and translation (fansubbing, fandubbing, fanfiction)
  • Non-professional interpreting and/or translation in the field of: War and Conflicts, NGOs, Asylum seeking, Health care, Community and social care , etc.
  • Interdisciplinary approaches to the study of Non-professional Interpreting and Translation 
個人的に注目しているのが family interpreting (一例として、現地の言葉を喋れない親のために幼い子供が通訳したりすること)と fansubbing (例えば日本の最新アニメが英訳されるのを待てないので、日本語ができるコアなファンが集まって「ファン訳」を付けてしまうこと)です。どのような発表になるのでしょうか(配信してくれないかな・・・)。

2013年10月9日

10/19 公開講座「通訳と翻訳の世界」(明海大学浦安キャンパス)

公開講座「通訳と翻訳の世界」(明海大学浦安キャンパス)
明海大学(学長:安井利一)では、10月19日(土)に浦安キャンパスで「通訳と翻訳の世界」をテーマに公開講座を開催する。当日は、立教大学特任教授で国立国語研究所客員教授の鳥飼玖美子氏による「通訳者の役割 -透明な存在か、文化の仲介か」、株式会社静山社会長・翻訳家で「ハリー・ポッター」の翻訳者としても名高い松岡ハリス 佑子氏による「言葉の魔法 -ハリー・ポッターの翻訳者として」と題した講演、また同大外国語学部英米語学科教授・山岸勝榮氏および同学科准教授・小林裕子氏をまじえたパネルディスカッションを行う。受講料無料、要事前申し込み。
鳥飼玖美子さんと松岡ハリス佑子さんが同じイベントで講演とは、かなり豪華ですね。まだ席はあるようなので、興味がある方はお早めに申し込みを。

IT英文マニュアルに特化した自動翻訳ソフトウェア

本日から11日まで開催される ITPro Expo 2013 でデモがあるようなので。

NICTとKI、IT英文マニュアルに特化した「自動翻訳ソフトウェア」を開発

このたび、NICTとKIは、①KIの保有するネットワーク機器やセキュリティなどのIT分野の利用に関する対訳データやIT分野特有の表現に関する翻訳 ノウハウと ②NICTのIT関連の個別企業の保有する翻訳資産にカスタマイズ可能な自動翻訳技術を活用することで、IT英文マニュアルに特化した実用的な英日自動翻 訳ソフトウェアを共同で開発しました。さらに、利用者が頻繁に使用する用語や利用者の過去の対訳データを追加することで、利用者独自の翻訳エンジンにカス タマイズすることができます。本ソフトウェアは、機械翻訳の結果を人手で後編集することにより、人手翻訳のコストを30%削減することが可能です(KI調 べ)。
 これだけ読むと、普通の翻訳ソフトにITとセキュリティ関係の翻訳メモリを豊富に乗っけただけのように読めなくもないのですが(すみません、悪意ある読み方ですね)、実際はどうなのでしょうか。

というか、愚痴っぽくなってしまいますが、機械翻訳のコストを30%削減しましたとか言う前に、実際のデモの様子をYouTubeにアップするのが一番効果的じゃないかと思うのですが。やはり見た方が話が早いですもの。プロなら使えるか使えないか一発で分かりますよ。

2013年10月8日

NAIST、文末を待たずに翻訳を開始する同時自動音声通訳技術を開発

NAIST、文末を待たずに翻訳を開始する同時自動音声通訳技術を開発

これは試みとしては面白いと思う。同時通訳を必要としている人には、誤解を恐れずにいえば、あまりクリティカルではない情報が多少損なわれてもスピードを重視したい人がいるわけで、その意味ではこの試みは重要な一歩になると思います。

今回の研究では、自動音声通訳の際に、翻訳の遅れが生じる問題を解決するために、文が終了する前に翻訳を開始する手法として、これまでの手法の文の発話終 了からそれぞれの処理が逐次的に行われていたのとは異なる、一文が完全に終わる前に適切なタイミングで通訳を行う技術を考案したという。

具体的には、句ごとに対応関係を対訳文から統計的に学習し、正解の確率が高い訳語を表現する「統計的フレーズ(句、単語列)ベース翻訳」を用いる。最初に その情報を利用して入力する言葉を「文」より短い「句」の単位に分割。ただし、翻訳の単位を短くすれば訳出タイミングを速くすることができるものの、単位 が短かすぎると、正確な訳出に必要な文脈情報が失われるため、翻訳に最も適切な単位を選択できるように、翻訳対象となる言語対の並べ替えやすさを考慮した パラメータを導入し、トレードオフの関係にあるスピードと精度の調整を可能にした。
特にこれからはGoogle Glassなどに代表されるように、wearableなデバイスが主流になってくると考えられている(定着するかどうかはわからないが・・・)ので、訳の正確性はもとより、いかに原文(発話)と訳文(表示)のタイムラグを最小化することが重要になってくると思います。「えっ、それってそんなに重要?」と感じる読者もいるかもしれませんが、考えてみてください。グーグルの検索に2秒かかったら嫌でしょう?そんなものです。速ければ速いほど快適だし、一度その快適さを体験したら、もう元には戻れません(笑)。

2013年10月7日

翻訳会社の研修制度とか。

翻訳センターが2012年から研修制度を始めているとの記事を読んで。

翻訳センターの研修制度
研修生として採用された方には、数ヶ月間、弊社内で勤務していただき、納期のある実際の案件を翻訳していただきます。これにより、お客様の翻訳に対する多様なご要望を直接知ることができ、納期を守るためのスピード感も身につきます。翻訳が終わると、品質管理を担当している経験豊富な社内の制作スタッフが丁寧に校正し、研修生にフィードバックします。研修期間中は、基本的にこの『翻訳』→『校正』→『フィードバック』の繰り返しですが、さまざまな案件を途切れなく経験することにより、確実に実力が向上します。そして、研修修了後、弊社にご登録いただき、在宅翻訳者として仕事をしていただきます。

これまでに6名がこの研修生制度を通じて弊社にご登録いただいており、全員が特許翻訳者として仕事が途切れることなく多忙な日々を過ごされています。
時給1,000円とのことですが、お金を貰って勉強できる制度は素晴らしいと私は思います。日本の翻訳学校は学費が高いですからね。やはり翻訳センターくらいの規模の会社がこういう意欲的な試みに取り組んでくれないと、なかなか他は動きません。

翻訳センターといえば、2020年の東京オリンピックが正式決定してから、株価が高騰しています。すでに4月23日の年初来高値を更新して、現在は4525円。これからも株価アップが見込まれます(買おうかな~)。

第10回JAT新人翻訳コンテスト

日本翻訳者協会主催の新人翻訳コンテストも、ついに今年で10歳です。そろそろ本格的な反抗期も視野に入ってきたところでしょうか(違う)。

第10回JAT新人翻訳コンテスト 課題文とガイドライン

「私には敷居が高すぎるかも・・・」と思ってるそこのあなた。JATの翻訳コンテストは、翻訳の魅力を多くの人に知ってもらおう!という思いからスタートした企画です。だから敷居はこれ以上ないくらい低いですし、実際、ここから数多くの実務翻訳者が誕生しました。

エントリーは今月末までなので、とりあえず課題文をダウンロードしてみてくださいな。いや、君ならできる。訳して来週にでも申し込もう!


ゲーム翻訳:翻訳者が欲しい情報とその理由

架け橋ゲームズの矢澤竜太さんとザック・ハントリさんがCEDEC2013ですべてのゲーム翻訳者の声を代弁するような(笑)素晴らしい発表をされました。

ローカライズに欠かせない“翻訳”の質を高めるには?【CEDEC 2013】

実際のスライドはこちら

まず、翻訳者がこのような発表をする機会がもっと増えてほしい私としては、この発表があったこと自体が非常に嬉しいです。何事も草の根からというか、まずは現場の人間の情報提供・共有から事は始まり、動いてきますからね。

特に“話し手/聞き手の性別と数”はゲームのキャラに魂を吹き込むのに重要な情報です。これが翻訳者に与えられていないと、翻訳者としてはどっちに転んでもよい無難な訳を付けることになり、結果的にゲーマーは消化不良な訳を目にするわけです。

実はこの問題はゲーム翻訳に限る話ではありません。私がよくやる法務関係の翻訳でも、例えば「現場には証人がいた」という文章からは証人の数がわかりません。a witness なのか、witnesses なのか、違いは大きいです。

似たような問題に brother/sister 問題があります。通訳の現場などで(翻訳でもいいのですが)、外国人が "I have a brother and a sister." と発言したとしましょう。これだけでは兄なのか弟なのかわからない。姉なのか妹なのかもわからない。まさか「兄弟が一人、姉妹が一人」という違和感たっぷりな表現にするわけにもいかないので困るわけです。

他にも翻訳者であれば「そう、そう!」と膝を叩いて納得するような内容ばかりですので、ぜひ読んでみてください。

2013年10月6日

11/23 InterpretJAPAN


日本翻訳者協会(JAT)は翻訳者の団体だと思っているそこの奥様。誤解ですよ、誤解。実はJATは通訳者のための団体でもあるのです。その証拠に、実務翻訳者向けのイベントを11月23日に開催しちゃいますよ!

InterpretJAPAN

基調講演者の野口由紀子さんは指折りのベテラン放送通訳者。NHKやCNNで彼女の声を聞いたことがある人も多いと思います。「思い出せないなあ・・・」とぼやいてるそこのあなた。オバマ大統領の勝利演説を生同通したあの人ですよ。



いやあ、プロ中のプロですね。内容といい、テンポといい、素晴らしいです。基調講演ではこの同通の裏話なども聞けるはずです!

その他にも国内有数のデポジション通訳者であるビル・リゼさん、IR通訳業界の風雲児、ダン・タンノさん、ビジネス通訳について語る池田尽さん、そしてベテラン通訳者を集めたパネル・ディスカッションなどと盛りだくさんな内容を用意しています。

このイベントを通じて実務通訳者の情報共有プラットフォームを構築できたらなあ・・・と考えています。みなさん、ぜひご参加ください。

2013年10月5日

11/27 JTF翻訳祭

今年のJTF翻訳祭は11月27日に開催されます。日本翻訳者協会は今回も1トラックをフルで担当しており、個人翻訳者向けのコンテンツを用意していますよ!

JTF翻訳祭プログラム

ただ告知しても芸がないので、私の完全なる独断と偏見で各時間帯のお薦めセッションをピックアップします。なお、実際のセッションがハズレでも一切責任はもちません。 (キリッ

9:30~11:00

個人的にはトラック1のゲームローカライズにも興味があるのですが、やはりこの時間帯はトラック5の「オンライン辞書を効果的に用いた翻訳術──編集者が提案する理想的な翻訳文(出版できる翻訳文)の作り方」で決まりでしょう。研究社編集部の方が、編集者の訳文のチェックの仕方を語るなんて貴重ですからね。

11:30~13:00

映像翻訳者であればトラック5の「映像翻訳会社ワイズ・インフィニティのブルーオーシャン戦略 ~新しい分野で仕事獲得のチャンス広がる~」で決まりかもしれませんが、翻訳会社の社長が自ら表に出てくるときって大体建前で終わるパターンが多いのも事実(笑)。山下さんの話は聞いたことがないですが。英語のリスニングに不安がなければトラック4のSpecialist or Generalist, the translator's dilemma?がイチオシです。ベテラン翻訳者ばかりです。


14:30~16:00

トラック5の「秀丸エディタと秀丸マクロで、作業効率アップ ─秀丸エディタと歩む翻訳人生─」とトラック6の「小説の新訳、絵本の翻訳~アメリカ文学と絵本翻訳の現場から~」が分かり易いチョイスですが、私はあえてトラック3の「ライフサイエンス分野:翻訳市場の世界展開」でしょうか。ライフサイエンスは今後もっとも成長が見込まれている分野の一つですので、新しい分野に挑戦したい翻訳者にとっては面白い話になるのでは。

16:30~18:00

翻訳会社視点に興味があるのならトラック2の「拡大する東南アジアの翻訳市場」で決定。トラック4のTranslating Out of the Business Box and into the Wonderland of Children's Booksは日本翻訳者協会前理事長の岩田ヘレンさんの講演で、彼女は本当に話が上手いので注目です。トラック6の「SNS活用で翻訳をステップアップ! ~SNSが結ぶ絆と知恵~」ですが、これは大当たりするか完全にしらけるかどっちかになると思います(笑)。2013年の今、"SNSが翻訳者へもたらすメリットと発展性"や"SNS利用のデメリット"をガチで語るとかなり寒い発表になると私は思うのですよ、はい。SNSは今や日常生活に欠かせないプラットフォームと位置付けた上で、その次のレベルの議論になればかなり面白くなる可能性大。たとえばPinterestやtumblrなどの写真SNSを個人翻訳者が具体的にどう活用するか、とかね。←身内には厳しいコメント

なんにせよ、期待してます。みんな頑張って面白いイベントにしてください!で、今年もおそらく非公式前夜祭やります。お約束の焼肉になる模様。