Upcoming Events

2020年6月5日

日本通訳翻訳フォーラム2020

タイトルがすべて。やります。

日本通訳翻訳フォーラム2020

コロナで仕事は減り、業界イベントは全滅。でもやられたままでは正直ムカつくので、遠隔開催で3倍返しします。昨年までは「日本通訳フォーラム」でしたが、今年は翻訳にも射程を広げて(だって他に翻訳イベントないじゃん……)、「日本通訳翻訳フォーラム」として開催。セッション数は私が知る限り業界史上最多(40以上)になる予定。翻訳半分、通訳半分にしようかなと。8月1日から31日まで、海外の舞台演劇祭のように毎日どこかで何らかの講演やワークショップを開催します。いや、毎日は保証しないけど(笑)、まあ8月は山盛りですよ。二郎系のイベントかもしれません。

■私の近況。ここ数か月は私も通訳の仕事が減っているのですが、幸い翻訳が増えていて、執筆の仕事もあるのでなんとかやってます。というかここ1年は断れない仕事が続いて本当に働いたから(働きすぎて秋はちょっとスランプ気味だった)、自分の健康にとってはペースダウンはよかったのかもしれません。

ただ、いろいろと仕込みはしています。昨年やったOne Championshipは次も狙ってますし、アジアのメディア会社と契約して、日本の某メジャープロレス団体の興行を同通することになりました。つい数時間前には契約書にサインしてFIFAの公式通訳者になりました。今年の大会(主にユース大会)はコロナで全滅ですが、今年やるはずだった大会は全部来年開催するらしいので、とても忙しくなりそうです。あとは私が一番好きで得意なNBAですね。オファー待ってます!こんなにスポーツを愛してる通訳者はあまりいないと思いますよ。トぺ・コンヒーロとトぺ・スイシーロの違いも知ってるし!(違うか)

まあ、今後は好きな仕事にシフトしていこうかなと。おカネは大事だけど、それが全てじゃないですよね。

2020年4月12日

「駆け出しのころ」プロジェクト始動。

ウイルス問題で多くのフリーランス通訳者が暇を持て余しているわけですが、日本会議通訳者協会(JACI)では、この時間を使ってなにか一緒に作ろう!というシンプルなコンセプトのもと、「駆け出しのころ」プロジェクトを始動しました。

日本会議通訳者協会「駆け出しのころ」

「私はプロになれるのだろうか」「いまやっていることは本当に役に立つのだろうか」―デビュー前に誰もが抱く不安、期待、焦燥。本連載はプロ通訳者の駆け出しのころを本人の素直な言葉で綴ります。

ある程度の点数が集まったら電子書籍としてまとめて発売する予定です。とりあえず手を動かしていれば不安を忘れられるし、みんなで生産的なことをするっていいじゃないですか!

●同時に残念なお知らせが。今年の同時通訳グランプリはキャンセルになりました。5月末にファイナルを予定していたのですが、さすがに今の状況では間に合いそうもないので。今年の出場資格を満たしている参加者は特例で来年も出場可能です。やはり優れた通訳者にはきちんとした舞台を用意して、みんなでお祝いしてあげたいですね。

●8月29日開催予定の日本通訳フォーラム2020ですが、こちらについては5月末までに方針を決定する予定です。キャンセルになっても、遠隔でやろうかという話はでています。

●2月末にカリフォルニア州モントレーでイベントを開催しました。MIISを訪れるのは6年?7年?ぶりくらいです。飛行機であまり眠れなかったのにもかかわらず、到着してすぐ生徒の一人とブースに入って同通したら、全然できなくて撃沈しました。言葉がでなくてフリーズするなんて何年ぶりかな。やはり通訳には体力と精神力が大事ですね。「かっこいいところ見せつけたるわ!」と思ったら見事に討死した事例です。

まあ色々ありますが、自宅警備しながら色々やってます。 落ち着いたら通訳焼肉会をしたいですね。

2020年3月15日

遠隔イベントやってます。

COVID-19問題で通訳業界は大打撃。2月末からはキャンセルに次ぐキャンセル、新規オファーはほぼゼロ。多くのフリーランス通訳者が将来の見通しが不透明な中、不安を感じています。

日本会議通訳者協会としては、せめてこれを学び・仕込みの時期と捉えて、会員向けに多数の通訳・翻訳イベントを用意しました。会員は無料で参加できます(割引コードは会員限定グループで共有)。一般の方も有料で参加できますが、どう考えても入会した方がお得なので、この機会にぜひ!

日本会議通訳者協会 入会案内

JACI 遠隔セミナー

2020年2月26日

『通訳というおしごと』発売です。

昨年の繁忙期に死にそうな思いをして(自業自得)書き下ろした『通訳というおしごと』が本日発売です。といっても世間はコロナ問題一色なので新刊イベントは当面なし。実に静かな滑り出しです。

ドラフトの段階ではちょっと偏った主張や、トゲのある表現をしていた部分があったのですが、そういうのってやはり心と体が弱っているときに書いているんですよね。闇落ち寸前というか。それでも繁忙期が無事に終わったあとに原稿を再チェックして、かなりの修正を加えて、なんとか発売予定日に間に合わせることができました。

内容については読んでもらうのが一番早いのですが(サクッと読めるテンポで書いたつもりです)、要は僕が若手の頃に誰も教えてくれなかった「仕事としての通訳」にフォーカスしています。通訳学校・教育機関の選び方と使い方、エージェント登録と試験対策、差別化のヒント、レート交渉、仕事ポートフォリオの組み方、などなど。僕自身、通訳者になろうと決めたときにこういう本があったら回り道をしないで済んだのになあと思ったのがそもそもの執筆動機というか。もっと書きたいこともあるけれど、300ページの約束を派手に破って340ページにしてしまったので、編集者にネット土下座しつつ、書けなかったことはどこか別の場所で発表したいと思います。

年末年始返上で苦しみながら取り組んで、もう絶対に描き下ろしなんかやらんと思っていたのに、いざ発売されて自分の手を離れると、もう一回やってもいいかなと思ってしまうのが不思議。典型的な喉元過ぎれば熱さを忘れるじゃん。

皆さん、『通訳というおしごと』を宜しくお願い致します!

2020年2月4日

また放置してたら年が明けた。

ダーッと集中して書いたと思ったら、数か月というか1年近くの放置プレイがお約束になりつつある本ブログですが、明けましておめでとうございます。近況をいくつか。

1.新著がでます。アルク社のはたらくx英語シリーズ最新刊、『通訳というおしごと』です。『同時通訳者のここだけの話』が出版されてから、執筆後記を細々と書いていたのですが、5月19日を最後に更新が途絶えていたのは新刊を執筆していたからです。執筆後記、今月からぼちぼち再開しますよ(1年後だけど)。

この新著、本来であれば夏くらいに仕上げて12月に発売、みたいな流れを想定していたのだけど、私が調子に乗って怠けていたら作業が大幅に遅れました。その結果、担当編集者に静かに怒らたので(一番怖いパターン)、心を入れ替えて、年末年始を返上して頑張りましたよ。書き下ろしって難しいですね~。

本書は若干の技術的要素があるものの技術本ではなく、どちらかといえば通訳を仕事として成立させ、これで生きていくためには何を考えてどう行動すべきかを書いた一冊です。本当はもっと具体的に書きたい部分もあったのだけど、具体的すぎるとニッチな作品になってしまうので、書けなかった部分はイベントで、またはウェブコンテンツとして発表しようかなと。いずれにしても、通訳者を目指す人が必ず手に取ってくれるような本に仕上げたつもりです。

2.今年から禁酒してます。もともとあまり飲まなかったのだけど、年齢を重ねるとともに体がアルコールを分解するスピードがかなり遅くなり、飲んだ翌日の生産性が激落ちしていたのと、個人的には瀧本哲史が亡くなったのが結構大きな影響です。生前の瀧本は思考を常にクリアに維持するためにアルコールを一滴も飲まないとインタビューで語っていました。私も今後はそうしていきたいと思います。そもそも酒を「美味しい」と感じたことは一度もないですしね。

3.いろんな人に「オンラインで教えないんですか?」と聞かれていますが、現時点では優先すべきことがあるので考えていません。というか、教えるのって簡単じゃないのよね。きちんとした授業をしようと思ったら相当な準備をしなきゃならない。でもまあ、2~3年後には本格的にやるかもです。10台~20代に通訳を教えたいという考えは以前からあるので。

4.日本会議通訳者協会の活動も順調です。会員数は250近く、認定会員も30名になりました。昨年の英国に続き、今年(というか今月末)は米国で認定試験を実施します。本当の意味でグローバルな団体になりつつあります。ちなみに今年の日本通訳フォーラムは8月22日(土)に決定しました。オリンピックとパラリンピックのあいだの週末というチャレンジ企画的な日程です!29日に変更&確定しました!

今年も走り続けます。宜しくお願い致します!

関根マイク