2023年1月30日

English Journal休刊&今年について

過去にいろいろお世話になったEnglish Journalですが、月刊誌は休刊し、今後はEnglish Journal Onlineとして活動していくようです。残念。最終号の「どうなる?英語の未来」特集では、同時通訳の未来について執筆させていただきました(通訳業界の代表みたいな感じになって申し訳ないのですが)。 ChatGPIやAI通訳の台頭で「人間の通訳者、もう必要ないんじゃない?」と言われているようですが、ちゃんと①勉強して技術を維持・向上していて、②適切な活動分野で稼働していれば大丈夫じゃないかな、というのが私の印象です。

アルクさんからは本を2冊も出版させてもらったので感謝、感謝です。

ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2023年1月号

ちなみに2023年はスイスのCAS(スポーツ仲裁裁判所、下の写真)でスタートしました。私のスポーツ知識x法務経験をとても評価してくれているエージェントと法律事務所があり、とてもお世話になっています。好きなスポーツだから仕事も楽しい。いろんな人に言ってますが、私はキャリア的にもう仕事を選ぶフェーズに入ってきているので、好きなスポーツやゲーム、得意な法務などを中心に活動して、やる気が出ない分野の仕事は他の通訳者に譲っていきます。

今年はすでにシンガポール、タイ、ドイツ、アメリカが決定していて、コロナ前の状態とはいかないけれど、海外出張も徐々に正常化しつつあるような感じです。夏にはJACIで欧州ワークショップツアーをやるか!みたいな案(あくまで案)もあるので、期待せずに待っていてください。

『現場視点の通訳教本』(仮題)ですが、一応のろのろ進んでます。いやー、本業をこなしながらの書下ろしは辛い。時間がない。あっても仕事しすぎて眠い(笑)。でも僕が通訳者を志したときに読みたかったけど存在しなかった、建前なしのガチ現場視点で語る本にしたいので、妥協はできません。いま市場に出ているどの通訳教本よりも具体的でわかりやすい内容にしたいなあと思っています。っていうか、本当にできるんだろうか・・・

あと、今年こそはブログをきちんと更新していきたいなあと。こんな全然更新してないブログでも、期待している読者がいるようなので。

【2月3日追記】EJの記事、もうネットで一般公開されてた。仕事が早いね!ちなみにこれを書いてから減量どころか若干増量したよ!