2020年4月12日

「駆け出しのころ」プロジェクト始動。

ウイルス問題で多くのフリーランス通訳者が暇を持て余しているわけですが、日本会議通訳者協会(JACI)では、この時間を使ってなにか一緒に作ろう!というシンプルなコンセプトのもと、「駆け出しのころ」プロジェクトを始動しました。

日本会議通訳者協会「駆け出しのころ」

「私はプロになれるのだろうか」「いまやっていることは本当に役に立つのだろうか」―デビュー前に誰もが抱く不安、期待、焦燥。本連載はプロ通訳者の駆け出しのころを本人の素直な言葉で綴ります。

ある程度の点数が集まったら電子書籍としてまとめて発売する予定です。とりあえず手を動かしていれば不安を忘れられるし、みんなで生産的なことをするっていいじゃないですか!

●同時に残念なお知らせが。今年の同時通訳グランプリはキャンセルになりました。5月末にファイナルを予定していたのですが、さすがに今の状況では間に合いそうもないので。今年の出場資格を満たしている参加者は特例で来年も出場可能です。やはり優れた通訳者にはきちんとした舞台を用意して、みんなでお祝いしてあげたいですね。

●8月29日開催予定の日本通訳フォーラム2020ですが、こちらについては5月末までに方針を決定する予定です。キャンセルになっても、遠隔でやろうかという話はでています。

●2月末にカリフォルニア州モントレーでイベントを開催しました。MIISを訪れるのは6年?7年?ぶりくらいです。飛行機であまり眠れなかったのにもかかわらず、到着してすぐ生徒の一人とブースに入って同通したら、全然できなくて撃沈しました。言葉がでなくてフリーズするなんて何年ぶりかな。やはり通訳には体力と精神力が大事ですね。「かっこいいところ見せつけたるわ!」と思ったら見事に討死した事例です。

まあ色々ありますが、自宅警備しながら色々やってます。 落ち着いたら通訳焼肉会をしたいですね。