広島での被爆体験を描いた故・中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」の英訳出版に尽力した米国人翻訳家、アラン・グリースンさん(62)=東京都杉並区=に よる生徒への講演を4日に予定していた同区立井荻中学校(赤荻千恵子校長)が、前日に急きょ中止したことが分かった。講演は別の講師に差し替えて行われ た。グリースンさんは「『近ごろの事情』などと曖昧な説明を受けたが、圧力や自己検閲があったのか」と話している。まさか自分の知り合いの翻訳者がこんなことに巻き込まれるとは夢にも思わなかったが、実際、報道の通り学校側は曖昧な説明に終始しているらしい。
『はだしのゲン』についてはつい最近、松江市立小中学校の図書室で閲覧制限がかかって問題になり、その後、市教育委員会が制限を撤回した経緯がある。今の所、英訳版に対しての閲覧制限は表面化していない。
2 件のコメント:
これ、たとえばJATで呼んだりしたら、政治的にいろいろアレで問題になる?
別にいいと思うよ。別に訳者が政治的にラディカルな主張をしてるわけではないし。
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