ニューヨークに本社を置くGEN Manga Entertainment(GENは日本語の「原」で、原作やオリジナルを意味している)が月刊青年コミック誌「GEN」を創刊しました。編集長はアメリカ人、作家陣が日本人(といっても作家が英語に精通しているわけではなく、セリフなどは同社によって翻訳されている)であり、PDF形式で英語圏、特に北米市場を中心に展開する模様です。創刊号は無料でダウンロード可能。
GEN 原漫画
翻訳的に興味深いのは、作中の擬音語・擬態語の扱いについては、これまでは巻末に対訳リストを添付するのが一般的でしたが、GENは理解のスピードを重視して、コマの上下に訳語を配置していることです。これもリアルタイム性が求められる現代ならではということでしょうか。
元の日本語原稿は入手できないようなので翻訳の正確性についてはコメントできませんが、GENの挑戦で重要なのは翻訳の問題よりも、「日本の同人誌文化を英語圏に輸出できるか」だと思います。最初はキュレーターが必要なのかもしれませんが、今後は個人作家のネット配信も増えてくるかもしれませんね。
2011年6月30日
医療通訳共通基準
昨年の8月に開催された第3回医療通訳を考える全国会議で重点的に議論された医療通訳共通基準ですが、つい先日、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語に翻訳されて公開されました。本来なら私も参加する予定で、実際に関西にいたのですが、夏の甲子園で沖縄の興南高校が決勝に進出してしまったので、ドタキャンして甲子園球場に駆けつけたのでした(笑)。みなさん、お疲れ様です!
医療通訳共通基準
個人的に興味深いのが、実践的技術として「必要に応じて辞書を引けること」が含まれていることです。というのは、現場で辞書を引くことは、実は非常に勇気がいることなのです。
患者のために正確な通訳をするには、知らない用語があれば辞書を引くのが当たり前であり、私自身もその経験はありますが、そもそも医師や患者からしてみれば通訳者は医療通訳のプロとしてその場にいるのであり、仕事に必要な知識は「あって当然」と考えられているのが常です。その空気の中で辞書を取り出して調べるには非常に勇気がいるし、やり方によっては「この通訳者、ホントに大丈夫なのかな?」と信用を損ねてしまう場合もあります。考えてみてください。もしあなたが腹痛で入院して、担当医師が「あー、この症状か。ちょっとまってくださいね、覚えてないから参考書確認してみます」と言ったらどう思いますか?
ちなみに今年の全国会議(開催されたら)、行きたいですね!
※7/4 リンク追加
西村明夫 「医療通訳共通基準の策定経緯と内容」 『自治体国際化フォーラム』 258(2011年4月)号 pp.16-18 〔自治体国際化協会(CLAIR/クレア)〕
医療通訳者には何が必要か?
医療通訳に必要な能力、技術、資質、知識、姿勢などの「基準」について、通訳者を養成し、派遣している実践者の視点から議論します。2010年5月に神奈川県の多言語社会リソースかながわ及び多文化共生センターきょうと協働のプロジェクトチームを結成し、現場の視点から医療通訳基準の「素案」を作成、同年年8月21日 に開催された第3回医療通訳を考える全国会議では素案もとに全国各地の 医療通訳派遣・養成をしている10団体が集い議論、検討を行い、地域で広く活用できる共通基準案の作成をめざしました。
医療通訳共通基準
個人的に興味深いのが、実践的技術として「必要に応じて辞書を引けること」が含まれていることです。というのは、現場で辞書を引くことは、実は非常に勇気がいることなのです。
患者のために正確な通訳をするには、知らない用語があれば辞書を引くのが当たり前であり、私自身もその経験はありますが、そもそも医師や患者からしてみれば通訳者は医療通訳のプロとしてその場にいるのであり、仕事に必要な知識は「あって当然」と考えられているのが常です。その空気の中で辞書を取り出して調べるには非常に勇気がいるし、やり方によっては「この通訳者、ホントに大丈夫なのかな?」と信用を損ねてしまう場合もあります。考えてみてください。もしあなたが腹痛で入院して、担当医師が「あー、この症状か。ちょっとまってくださいね、覚えてないから参考書確認してみます」と言ったらどう思いますか?
ちなみに今年の全国会議(開催されたら)、行きたいですね!
※7/4 リンク追加
西村明夫 「医療通訳共通基準の策定経緯と内容」 『自治体国際化フォーラム』 258(2011年4月)号 pp.16-18 〔自治体国際化協会(CLAIR/クレア)〕
2011年6月4日
「翻訳・通訳とフリー」コンペ 結果発表
「翻訳・通訳とフリー」コンペの結果発表です。24人の投票がありました。
投票者からのコメントです(匿名投票ですので、誰のコメントかはわかりません)。
コンペが始まる前に西野さんに「優勝は頂くぞ!」と宣言した手前、なんとか面目を保つことができてホッとしています(笑)。実は「医療通訳とフリー」はイチオシのエントリーでしたので、皆さんに評価して頂いて正直嬉しいですね。それと同時に、清水さんのTrans-Cafeと西野さんの割り勘翻訳が多くの票を集めたのは、やはり今はソーシャルが求められる時代ということかもしれません。
参加者・投票者の皆さん、ありがとうございました。
1位
清水憲二 Trans-Café 9票
関根マイク 医療通訳とフリー 9票
2位
関根マイク 翻訳教育とフリー 7票
宮原美佳子 Interpreter Search "Yours" 7票
3位
西野竜太郎 割り勘翻訳 6票
その他
関根マイク 通訳ひあなう 5票
大越正浩 訳者相関マップ 3票
西野竜太郎 スマホ通訳 3票
平井和也 ブログのコンテンツによる直接的内部相互補助 3票
関根マイク WorldOtaku.com 2票
西野竜太郎 アプリ海外展開サポート 2票
関根マイク 同時通訳とフリー 1票
関根マイク どうがほんやく! 1票
投票者からのコメントです(匿名投票ですので、誰のコメントかはわかりません)。
■たいへん面白い試み。と思いつつ拝見していますが、自分がアイデアで参加するには至らず、自分の精神的怠慢をちょっと恥じているしだい。
■(※宮原さんのエントリーについて)依頼する側の立場として、こういうデータベースが欲しいと思っていました。ただ、一旦良い通訳者を見つけるとリピートとなる可能性が高く、その場合、利用料の継続的支払いはなくなるでしょう。
■WorldOtaku.comは本当に面白そうですね!ニコニコ動画などの状況を見ているとFan sub付きの動画が出回りそうな気がしますが、それには何か対策をするのでしょうか?
■西野氏のスマホ通訳:携帯電話を介した通訳サービスは既にやっていますね。通訳者が双方の会話を聞ける機器を持つ必要はないので、普通の電話や携帯電話でも良いでしょう。宮原さんのアイデアにこのアイデアを加えれば、かなり強力なビジネスが出来そうに思います。
■(※清水さんのエントリーについて)翻訳者に特化したソーシャルネットワークがあればいいなと思っていました。翻訳に関する情報交換したいです!
■翻訳教育とフリー、面白いですね。需要もあると思います。
これの通訳版を考えていました。ターゲットは、
・地方在住者
・意外と多い通訳学校ドロップアウト組
・普段は翻訳メインで、たまに通訳の仕事が入る翻訳者
・一度は通訳してみたいと思っている人
有料版はスカイプやユーストでの授業でもいいし、最後にユーストで受講生の通訳を配信するというのも面白そうです。翻訳講座でも同じようなパターンでできそうです。震災の被災地の特に若者にはすべてフリーで提供したいものです。
有益な企画をありがとうございました。参加者の皆さま、お疲れ様でした。
■「ブログコンテンツによる直接的内部相互補助」
オーソドックスでおもしろくないと言えばそうだけど、翻訳関係で現実的なのはこれかなぁ。翻訳者を人として見ることが一番できる方法がこれだとも思うし。「Trans-Café」や「訳者相関マップ」もアイデアとしておもしろいしアントレ系の人なら飛びつきそうだけど、案件と翻訳者との関係が個別的であるべきなのに、そこが抜けてしまい、翻訳者が人ではなく機械のような位置づけになってしまう。
「Interpreter Search - "Yours"」「通訳ひあなう 」
通訳の場合、内容との関係の個別性が翻訳よりも薄くならざるをえないので、こういうモデルも成立すると思う。
コンペが始まる前に西野さんに「優勝は頂くぞ!」と宣言した手前、なんとか面目を保つことができてホッとしています(笑)。実は「医療通訳とフリー」はイチオシのエントリーでしたので、皆さんに評価して頂いて正直嬉しいですね。それと同時に、清水さんのTrans-Cafeと西野さんの割り勘翻訳が多くの票を集めたのは、やはり今はソーシャルが求められる時代ということかもしれません。
参加者・投票者の皆さん、ありがとうございました。
2011年5月31日
「翻訳・通訳とフリー」投票タイム!
軽いノリから始まった「翻訳・通訳とフリー」コンペですが、すべてのエントリー作品が揃いました!
さて、ここからが(ある意味)本番です。読者のみなさんが「これ、いいね!」と思った案にチェックして(複数可)、投票をお願いしたいのです。投票期限は6月3日の夜まで。みなさんの意見は励みになりますので、ぜひご協力をお願いいたします。忌憚無きご意見を!
※投票は終了しました。ご協力ありがとうございました。
さて、ここからが(ある意味)本番です。読者のみなさんが「これ、いいね!」と思った案にチェックして(複数可)、投票をお願いしたいのです。投票期限は6月3日の夜まで。みなさんの意見は励みになりますので、ぜひご協力をお願いいたします。忌憚無きご意見を!
※投票は終了しました。ご協力ありがとうございました。
2011年5月30日
翻訳教育とフリー
※「翻訳・通訳とフリー」コンペのエントリー⑥
■概要
フリーミアムモデル。翻訳講座の動画の視聴はすべて無料。ただ、学習効果を高める様々なサービスやツールは有料。
■無料なもの
講座の動画すべての視聴
■有料なもの
1)教科書
2)質問する権利
3)ユーザーフォーラムへのアクセス
4)ニュースレター(各種情報)
5)メンバー限定イベントへの参加
6)メンバー限定動画やライブ(生放送)講座の視聴
7)動画の広告非表示
■説明
講座動画の視聴は無料なので、どこの誰でも学習できますが、より深く理解するためのサービスやツールは有料です。既存の通信講座はあまりインタラクティブではないため、この種のサービスが始まれば、業界にちょっとした革命が起こるのではないかと思います。
都内に住む人は通学コースを選べますが、このサービスがターゲットとする地方在住の学習者は、そもそも通学というオプションがない。そのため通信講座で学ぶわけですが、既存の通信講座は双方向性、つまり教える側と「つながっている」感が希薄なので、どうしても孤独感が増幅してしまう。そこで、有料サービスでは主に1)教える側と他の受講者とのつながりを強化し、2)無料動画だけでは決して得ることができない学習体験を提供します。
過去には似たようなアイデアを考えていた人もいるかと思いますが、ソーシャルサービス全盛期の今だからこそ「つながり」感を強く意識した講座、つまり脱落者が少なく、体験の共有から生まれるリッチな学習効果を実現できると思います。
■概要
フリーミアムモデル。翻訳講座の動画の視聴はすべて無料。ただ、学習効果を高める様々なサービスやツールは有料。
■無料なもの
講座の動画すべての視聴
■有料なもの
1)教科書
2)質問する権利
3)ユーザーフォーラムへのアクセス
4)ニュースレター(各種情報)
5)メンバー限定イベントへの参加
6)メンバー限定動画やライブ(生放送)講座の視聴
7)動画の広告非表示
■説明
講座動画の視聴は無料なので、どこの誰でも学習できますが、より深く理解するためのサービスやツールは有料です。既存の通信講座はあまりインタラクティブではないため、この種のサービスが始まれば、業界にちょっとした革命が起こるのではないかと思います。
都内に住む人は通学コースを選べますが、このサービスがターゲットとする地方在住の学習者は、そもそも通学というオプションがない。そのため通信講座で学ぶわけですが、既存の通信講座は双方向性、つまり教える側と「つながっている」感が希薄なので、どうしても孤独感が増幅してしまう。そこで、有料サービスでは主に1)教える側と他の受講者とのつながりを強化し、2)無料動画だけでは決して得ることができない学習体験を提供します。
過去には似たようなアイデアを考えていた人もいるかと思いますが、ソーシャルサービス全盛期の今だからこそ「つながり」感を強く意識した講座、つまり脱落者が少なく、体験の共有から生まれるリッチな学習効果を実現できると思います。
2011年5月29日
WorldOtaku.com
※「翻訳・通訳とフリー」コンペのエントリー⑤
■概要
ハイブリッド型フリーミアムモデル。「オタクなもの」に特化した24時間放送のウェブテレビ。全世界の言語に対応。ユーザーはお金を支払うことで任意の動画コンテンツを翻訳してもらうことができる。そしてそれ以降、他のユーザーがその翻訳付きコンテンツを購入・視聴するたびに一定割合のロイヤリティーを受け取る。これは翻訳者も同様。
■無料なもの
オリジナル言語のコンテンツすべての視聴
■有料なもの
1)「動画パトロン権」(翻訳付きコンテンツの一部権利)
2)翻訳付きコンテンツの視聴
3)HD版視聴
4)広告の非表示
■説明
基本的にはニコニコ動画のようなサービスと考えてもらって構いません。つまり、動画視聴は基本的に無料ですが、翻訳(字幕)付きのコンテンツは有料です。ニコニコ動画は、少なくとも現時点では日本ユーザに特化したサービスですが、WorldOtakuではUIをローカライズして、まずはアメリカ、イギリス、フランス、台湾を中心に展開します。
ニコニコ動画ではアニメなどの一部のコンテンツが有料ですが、WorldOtakuでは翻訳付き動画のみが有料です。そして普通のフリーミアムと違うのが、購入した動画から利益を得られることです。
例えばフランスに住む美少女(アメリカに住むライフルオタクのおじさんでもOK)が、自分が好きなアニメについて熱く語る動画をアップしたとしましょう。彼女がアップしたオリジナル動画、つまりフランス語の動画は無料で視聴できます。しかし多くの日本人には何を言っているのか理解できない。そこでユーザーはサービス提供者にお金を支払って翻訳してもらいます。以降、この字幕付きコンテンツは有料で一般ユーザに提供され(オリジナル動画はずっと無料)、収益は1)サービス提供者、2)コンテンツ提供者、3)翻訳者、4)翻訳購入者の4者で分配されます。
もちろん素人の投稿だけでは成長は期待できないので、独立系クリエイターやアニメーターにも作品を投稿してもらうように展開します。今までメジャーに発掘されなかった才能もWorldOtakuを通して比較的容易にグローバル展開することが可能です。新人クリエイターの登竜門的な位置付けですね。
翻訳者は、動画の基本翻訳料に加えてロイヤリティーを得るチャンスもあるので、収入を増やすために多くのコンテンツを訳すモチベーションがあります。
ユーザーとしても、自分がファンであるユーザの動画は翻訳したいであろうし、「パトロン」になることで、他の言語域でのファンを増やす貢献もしたい。ザックリ表現すれば、「自分が認めたキャバ嬢をナンバーワンにしたい」という心理と同じです。加えて、自分が翻訳を購入した動画は、他のユーザーが視聴することで収入を生むのであるから、これはいわゆるオンライン上の資産と位置付けられる。面白いコンテンツをいち早く発掘して、一種の投資として翻訳を購入する考え方もあるかもしれない。
サービス提供者としても、ユーザーの翻訳購入を待つことなく、有望なコンテンツを独自で翻訳して24時間配信する。ちなみに、ウェブサイトのサイドバーで商品販売もするので(例えばハム速のように)、運営側の収入源は多様化できます。
■概要
ハイブリッド型フリーミアムモデル。「オタクなもの」に特化した24時間放送のウェブテレビ。全世界の言語に対応。ユーザーはお金を支払うことで任意の動画コンテンツを翻訳してもらうことができる。そしてそれ以降、他のユーザーがその翻訳付きコンテンツを購入・視聴するたびに一定割合のロイヤリティーを受け取る。これは翻訳者も同様。
■無料なもの
オリジナル言語のコンテンツすべての視聴
■有料なもの
1)「動画パトロン権」(翻訳付きコンテンツの一部権利)
2)翻訳付きコンテンツの視聴
3)HD版視聴
4)広告の非表示
■説明
基本的にはニコニコ動画のようなサービスと考えてもらって構いません。つまり、動画視聴は基本的に無料ですが、翻訳(字幕)付きのコンテンツは有料です。ニコニコ動画は、少なくとも現時点では日本ユーザに特化したサービスですが、WorldOtakuではUIをローカライズして、まずはアメリカ、イギリス、フランス、台湾を中心に展開します。
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| ニコニコ動画の例。コンテンツの購入ができる。 |
ニコニコ動画ではアニメなどの一部のコンテンツが有料ですが、WorldOtakuでは翻訳付き動画のみが有料です。そして普通のフリーミアムと違うのが、購入した動画から利益を得られることです。
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例えばフランスに住む美少女(アメリカに住むライフルオタクのおじさんでもOK)が、自分が好きなアニメについて熱く語る動画をアップしたとしましょう。彼女がアップしたオリジナル動画、つまりフランス語の動画は無料で視聴できます。しかし多くの日本人には何を言っているのか理解できない。そこでユーザーはサービス提供者にお金を支払って翻訳してもらいます。以降、この字幕付きコンテンツは有料で一般ユーザに提供され(オリジナル動画はずっと無料)、収益は1)サービス提供者、2)コンテンツ提供者、3)翻訳者、4)翻訳購入者の4者で分配されます。
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| 有料動画から得た収益の分配例 |
もちろん素人の投稿だけでは成長は期待できないので、独立系クリエイターやアニメーターにも作品を投稿してもらうように展開します。今までメジャーに発掘されなかった才能もWorldOtakuを通して比較的容易にグローバル展開することが可能です。新人クリエイターの登竜門的な位置付けですね。
翻訳者は、動画の基本翻訳料に加えてロイヤリティーを得るチャンスもあるので、収入を増やすために多くのコンテンツを訳すモチベーションがあります。
ユーザーとしても、自分がファンであるユーザの動画は翻訳したいであろうし、「パトロン」になることで、他の言語域でのファンを増やす貢献もしたい。ザックリ表現すれば、「自分が認めたキャバ嬢をナンバーワンにしたい」という心理と同じです。加えて、自分が翻訳を購入した動画は、他のユーザーが視聴することで収入を生むのであるから、これはいわゆるオンライン上の資産と位置付けられる。面白いコンテンツをいち早く発掘して、一種の投資として翻訳を購入する考え方もあるかもしれない。
サービス提供者としても、ユーザーの翻訳購入を待つことなく、有望なコンテンツを独自で翻訳して24時間配信する。ちなみに、ウェブサイトのサイドバーで商品販売もするので(例えばハム速のように)、運営側の収入源は多様化できます。
2011年5月28日
医療通訳とフリー
※「翻訳・通訳とフリー」コンペのエントリー④
■概要
三者間市場モデル。医療通訳者をリアル広告塔、または事実上の広告塔にすることで、患者に医療通訳サービスを無料で提供する。
■無料なもの
医療通訳サービス全般
■有料なもの
患者は一切お金を払わない。通訳料を負担するのは製薬会社・医療機器メーカーや病院。
■説明
日本では医療通訳者が不足していますが、その理由の一つに通訳者の報酬の問題があります。多くの患者はプロの通訳者を雇う金銭的な余裕がなく、病院も費用を負担するのに積極的ではありません。つまり現在、現場で活動している医療通訳者は、高度な技術を提供しているにもかかわらず、「プロらしい」報酬を得ていないのです。
基本的な考えとして、病気で困っている患者に対して、貧しいからサービス提供を拒否することは倫理的問題がありますので、ここはフリーにするのが重要です。では誰が通訳者の報酬を払うのか。
一つのアイデアとしては、通訳者が着るシャツやズボンに企業の広告を入れ、これを制服にすることです。製薬会社や医療機器メーカー、地域の有力企業の広告を掲載するわけです。リアル広告塔ですね。この広告料が通訳報酬に充てられます。
さすがにここまで広告だらけにすると通訳者にとっては恥辱プレイかもしれないので(笑)、実際にはシャツの前面に小さなロゴ、後方に少し大きめの広告などはどうでしょうか。「広告なんてけしからん!通訳者の品位を損なう」という意見もあるかもしれません。実は私も同意見ですし、プロとしての品位と沽券は大事だと思いますが、この案では患者の利益を優先して考えています。プライドのために救われるべき人が救われないのは馬鹿らしいので。
さて、それでもやはり品位は大事だと考える人のために、通訳者が広告を纏わない選択肢も考えてみたいと思います。私が提案するのは、通訳者の報酬を複数の製薬会社・医療機器メーカーが協力して設立するNPO法人が支払うモデルです(批判を避けるためと、円滑な運用のために病院もスキームに組み込めたら理想的です)。
まあ簡単に説明すると、医療通訳を企業のフィランソロピー(社会的貢献活動)として位置付けるということです。The Chronicle of Philanthropyの2002年の調査によると、米企業がフィランソロピーに投じる総額の約34%は医薬品開発会社によるものであり、慈善事業寄付額のトップ4社は医薬品開発会社でした。これは米国に限る話ではなく、日本のメーカーもお金はあるのです。地域に根ざした医療通訳サービスを複数の医療関係企業が協力して提供することを提案することで、患者は無料で通訳サービスを受け、通訳者は適正な報酬が保証され、企業はこの活動をアピールすることでイメージが向上します。加えて言えば、薬品の開発費と比較すれば、この種の通訳サービスに必要なコストは微々たるものです。費用対効果は大きいのではないでしょうか。
■概要
三者間市場モデル。医療通訳者をリアル広告塔、または事実上の広告塔にすることで、患者に医療通訳サービスを無料で提供する。
■無料なもの
医療通訳サービス全般
■有料なもの
患者は一切お金を払わない。通訳料を負担するのは製薬会社・医療機器メーカーや病院。
■説明
日本では医療通訳者が不足していますが、その理由の一つに通訳者の報酬の問題があります。多くの患者はプロの通訳者を雇う金銭的な余裕がなく、病院も費用を負担するのに積極的ではありません。つまり現在、現場で活動している医療通訳者は、高度な技術を提供しているにもかかわらず、「プロらしい」報酬を得ていないのです。
基本的な考えとして、病気で困っている患者に対して、貧しいからサービス提供を拒否することは倫理的問題がありますので、ここはフリーにするのが重要です。では誰が通訳者の報酬を払うのか。
一つのアイデアとしては、通訳者が着るシャツやズボンに企業の広告を入れ、これを制服にすることです。製薬会社や医療機器メーカー、地域の有力企業の広告を掲載するわけです。リアル広告塔ですね。この広告料が通訳報酬に充てられます。
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| 全身広告の例(アイスホッケー) |
さすがにここまで広告だらけにすると通訳者にとっては恥辱プレイかもしれないので(笑)、実際にはシャツの前面に小さなロゴ、後方に少し大きめの広告などはどうでしょうか。「広告なんてけしからん!通訳者の品位を損なう」という意見もあるかもしれません。実は私も同意見ですし、プロとしての品位と沽券は大事だと思いますが、この案では患者の利益を優先して考えています。プライドのために救われるべき人が救われないのは馬鹿らしいので。
さて、それでもやはり品位は大事だと考える人のために、通訳者が広告を纏わない選択肢も考えてみたいと思います。私が提案するのは、通訳者の報酬を複数の製薬会社・医療機器メーカーが協力して設立するNPO法人が支払うモデルです(批判を避けるためと、円滑な運用のために病院もスキームに組み込めたら理想的です)。
まあ簡単に説明すると、医療通訳を企業のフィランソロピー(社会的貢献活動)として位置付けるということです。The Chronicle of Philanthropyの2002年の調査によると、米企業がフィランソロピーに投じる総額の約34%は医薬品開発会社によるものであり、慈善事業寄付額のトップ4社は医薬品開発会社でした。これは米国に限る話ではなく、日本のメーカーもお金はあるのです。地域に根ざした医療通訳サービスを複数の医療関係企業が協力して提供することを提案することで、患者は無料で通訳サービスを受け、通訳者は適正な報酬が保証され、企業はこの活動をアピールすることでイメージが向上します。加えて言えば、薬品の開発費と比較すれば、この種の通訳サービスに必要なコストは微々たるものです。費用対効果は大きいのではないでしょうか。
2011年5月27日
どうがほんやく!
※「翻訳・通訳とフリー」コンペのエントリー③
■概要
フリーミアムモデル。著作権さえ問題なければ(例えばテレビ番組などは当然不可)、5分以内の動画をすべて無料で翻訳。
■無料なもの
5分以内の動画の翻訳
■有料なもの
1)5分を超える動画の翻訳
2)広告の非表示
3)動画のHD版
4)完全著作権(無料版だと共同著作権)
5)吹き替え
6)動画制作
■説明
5分以内の動画であれば全て無料で翻訳するサービス。ただし無料版は動画に1)サービス提供者(どうがほんやく!)と、2)動画のコンテンツにマッチした企業の広告が表示される上、クライアントはコンテンツの著作権をサービス提供者と共同で保有することに同意しなければならない。サービス提供者は共同著作権を持つことにより、コンテンツを使って幅広い広報活動を展開できる。
5分を超える動画の翻訳は有料ですが、料金設定についても、このアイデアは5~6名程度の映像翻訳者がLLCを設立することを前提として想定しているので、通常の翻訳エージェントよりはかなりお手頃な料金設定になります(必ずしもオフィスを持つ必要がないので、運営コストは圧倒的に有利)。おそらく翻訳エージェント価格の60%~70%程度まで落とせると想定されます。
有料版の動画はHDで広告が無く、クライアントが著作権を100%持ちます(いわゆる字幕の買い取り)。つまり有料版の動画はクライアントの許可なしでは、サービス提供者のウェブサイトに公開されません(無料動画は全部公開)。さらに有料オプションとして吹き替えサービス、そして動画をゼロから制作するサービスも提供します。サービスの知名度と評判が上がると、この動画制作部門で大きな利益が期待できます。
サービス開始直後は企業のPR動画やインディペンデント系の映画監督・製作者のショートフィルムをターゲットにしての展開が考えられます。
■概要
フリーミアムモデル。著作権さえ問題なければ(例えばテレビ番組などは当然不可)、5分以内の動画をすべて無料で翻訳。
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| 無料版サンプル。有料版は広告非表示&HD対応 |
■無料なもの
5分以内の動画の翻訳
■有料なもの
1)5分を超える動画の翻訳
2)広告の非表示
3)動画のHD版
4)完全著作権(無料版だと共同著作権)
5)吹き替え
6)動画制作
■説明
5分以内の動画であれば全て無料で翻訳するサービス。ただし無料版は動画に1)サービス提供者(どうがほんやく!)と、2)動画のコンテンツにマッチした企業の広告が表示される上、クライアントはコンテンツの著作権をサービス提供者と共同で保有することに同意しなければならない。サービス提供者は共同著作権を持つことにより、コンテンツを使って幅広い広報活動を展開できる。
5分を超える動画の翻訳は有料ですが、料金設定についても、このアイデアは5~6名程度の映像翻訳者がLLCを設立することを前提として想定しているので、通常の翻訳エージェントよりはかなりお手頃な料金設定になります(必ずしもオフィスを持つ必要がないので、運営コストは圧倒的に有利)。おそらく翻訳エージェント価格の60%~70%程度まで落とせると想定されます。
有料版の動画はHDで広告が無く、クライアントが著作権を100%持ちます(いわゆる字幕の買い取り)。つまり有料版の動画はクライアントの許可なしでは、サービス提供者のウェブサイトに公開されません(無料動画は全部公開)。さらに有料オプションとして吹き替えサービス、そして動画をゼロから制作するサービスも提供します。サービスの知名度と評判が上がると、この動画制作部門で大きな利益が期待できます。
サービス開始直後は企業のPR動画やインディペンデント系の映画監督・製作者のショートフィルムをターゲットにしての展開が考えられます。
2011年5月26日
通訳ひあなう
※「翻訳・通訳とフリー」コンペのエントリー②
■概要
三者間市場モデル。リアルタイムで任意のエリアに居る通訳者(または翻訳者)の情報を獲得し、連絡を取り合うことができる。緊急で通訳者が必要な時などに便利。
■無料なもの
一部の登録通訳者(ランクが低い通訳者)の位置情報
■有料なもの
1)登録通訳者全員の位置情報と詳細プロフィール
2)高度な絞り込み検索機能
3)専用フォームでの直接のやりとり(一回1,000円程度、有料版では無料)
4)広告の非表示
■説明
急に通訳者(または翻訳者)が必要になった場合のサービス。多くの通訳案件は事前の準備段階があり、この準備段階があるからこそ通訳者が力を発揮できるわけだが、現実にはいきなり、つまり今すぐ通訳者が必要になるケースもある。そのような緊急時、自分がいるエリアの通訳者とその場で契約できたらどんなに助かるだろうか。
通訳者は予めサービスに自分の連絡先、経験年数、専門分野等を登録しておいて(無料)、1)自身の携帯電話のGPS情報を開示すること、2)ランク別の通訳料金規定に合意する。後は連絡を待つだけ。
↓
クライアントはサービスにアクセスすると、初期の無料版では一部登録者の位置情報とランクしか分からない(例えばDとEランクに限定されるとする)。このランクでよければ、通訳者のピンに触れて、専用フォームからメールを送信し、通訳者と直接やり取りする。
↓
サービス提供者はこのやり取りをすべて監視している。クライアントと通訳者が場所・時間等の諸条件に合意した後、サービス提供者はクライアントに料金の通知をする(実際はウェブサイトに表示されているので、事前に分かっている)。後はクライアントに請求し、通訳者に料金を支払うだけ。当然だが、サービス提供者は一定のマージンを取る。
有料版(年間8,000円程度ならお手頃なのではと思う)にアップグレードすれば、1)登録通訳者全員の位置情報と詳細プロフィールが表示され、2)高度な絞込み検索ができるので、自分のニーズに合った通訳者を容易に探すことができるようになる。3)無料版では一回につき1,000円だった連絡手数料も無料に。さらに4)無料版で表示される広告も非表示になるのでスッキリ。
実はこの案を考えた時は、主に民間企業の利用を想定していたのですが、改めて考えてみると、警察等の捜査機関にとって有益なシステムではないかと思います。お世辞にも英語が堪能な警察官は多いといえない中、外国人犯罪は年々増加しているので、警察とサービス提供者が契約し、必要な時にだけ近辺の通訳者に応援を頼むというシステムです。このサービスをそのまま運用するには無理があるかもしれませんが、警察も語学ができる人材が乏しい状況にあるので、工夫して何らかの形で応用できるのかなと思います。
■概要
三者間市場モデル。リアルタイムで任意のエリアに居る通訳者(または翻訳者)の情報を獲得し、連絡を取り合うことができる。緊急で通訳者が必要な時などに便利。
![]() |
| 有料版ではピンに触れると詳細なプロフィールが表示される |
■無料なもの
一部の登録通訳者(ランクが低い通訳者)の位置情報
■有料なもの
1)登録通訳者全員の位置情報と詳細プロフィール
2)高度な絞り込み検索機能
3)専用フォームでの直接のやりとり(一回1,000円程度、有料版では無料)
4)広告の非表示
■説明
急に通訳者(または翻訳者)が必要になった場合のサービス。多くの通訳案件は事前の準備段階があり、この準備段階があるからこそ通訳者が力を発揮できるわけだが、現実にはいきなり、つまり今すぐ通訳者が必要になるケースもある。そのような緊急時、自分がいるエリアの通訳者とその場で契約できたらどんなに助かるだろうか。
通訳者は予めサービスに自分の連絡先、経験年数、専門分野等を登録しておいて(無料)、1)自身の携帯電話のGPS情報を開示すること、2)ランク別の通訳料金規定に合意する。後は連絡を待つだけ。
↓
クライアントはサービスにアクセスすると、初期の無料版では一部登録者の位置情報とランクしか分からない(例えばDとEランクに限定されるとする)。このランクでよければ、通訳者のピンに触れて、専用フォームからメールを送信し、通訳者と直接やり取りする。
↓
サービス提供者はこのやり取りをすべて監視している。クライアントと通訳者が場所・時間等の諸条件に合意した後、サービス提供者はクライアントに料金の通知をする(実際はウェブサイトに表示されているので、事前に分かっている)。後はクライアントに請求し、通訳者に料金を支払うだけ。当然だが、サービス提供者は一定のマージンを取る。
有料版(年間8,000円程度ならお手頃なのではと思う)にアップグレードすれば、1)登録通訳者全員の位置情報と詳細プロフィールが表示され、2)高度な絞込み検索ができるので、自分のニーズに合った通訳者を容易に探すことができるようになる。3)無料版では一回につき1,000円だった連絡手数料も無料に。さらに4)無料版で表示される広告も非表示になるのでスッキリ。
実はこの案を考えた時は、主に民間企業の利用を想定していたのですが、改めて考えてみると、警察等の捜査機関にとって有益なシステムではないかと思います。お世辞にも英語が堪能な警察官は多いといえない中、外国人犯罪は年々増加しているので、警察とサービス提供者が契約し、必要な時にだけ近辺の通訳者に応援を頼むというシステムです。このサービスをそのまま運用するには無理があるかもしれませんが、警察も語学ができる人材が乏しい状況にあるので、工夫して何らかの形で応用できるのかなと思います。
2011年5月25日
同時通訳とフリー
※「翻訳・通訳とフリー」コンペのエントリー①
■概要
直接的内部相互補助モデル。ブースがない会場で同時通訳付きのイベントを開催する場合、通常は通訳者に加えて音声機器、ブース設置、サウンド・エンジニアなどの手配が必要になるが、当然のことながらこれには料金が発生する。予算的に余裕がないクライアントの場合、設備は外せないので、ワンランク下の通訳者を手配するケースがある。そこで、通訳者の料金が一定額を超えた場合、設備・機材をタダにする。
■無料なもの
音声機器と同時通訳ブース設置料金。サウンド・エンジニアの料金も。
■有料なもの
通常であれば予算の関係上、ワンランク低い通訳者で我慢するかもしれないが、ブースや機器等の料金を無料にすることで、ワンランク上の通訳者を手配できる。
■説明
まずはシンプル(平凡?)なアイデアからです(笑)。同時通訳付きのイベントを開催する場合、設備・機材は当然外せないので、本来ならAランクの通訳者を2名雇いたいが、Cランク2名で我慢するというケースがあると考える。それでは、例えばAランク2名の料金を超えたら設備費等はタダにしてはどうかというもの。例えば通訳料が180,000円/日を超えると設備・機材がタダになるとしましょう。
クライアントとしてはお手頃な料金でレベルが高い通訳者を雇えるので、通訳サービスがより身近になります。サービス提供者側から見ると、上の数字だけを見ると10万円も損しているように見えますが、価格を落とすことで依頼は増加するでしょうし、ランクが高い通訳者を使ってもらえれば高い顧客満足度が期待できるので、リピート率・口コミ率も上がると予測できます。それに機材等は所有していればそもそもコストはかかりません。そして、通訳者は全く損をしないスキームです。
実現条件は「通訳サービス提供者が設備・機器等を所有していること」だけです。所有していれば、維持費や修理費等のリスクを長期スパンで考えても、利益は十分に確保できると考えます。具体的に設備等がフリーになる価格をどのレベルに設定するかは各サービス提供者の状況等により異なります。
■概要
直接的内部相互補助モデル。ブースがない会場で同時通訳付きのイベントを開催する場合、通常は通訳者に加えて音声機器、ブース設置、サウンド・エンジニアなどの手配が必要になるが、当然のことながらこれには料金が発生する。予算的に余裕がないクライアントの場合、設備は外せないので、ワンランク下の通訳者を手配するケースがある。そこで、通訳者の料金が一定額を超えた場合、設備・機材をタダにする。
■無料なもの
音声機器と同時通訳ブース設置料金。サウンド・エンジニアの料金も。
■有料なもの
通常であれば予算の関係上、ワンランク低い通訳者で我慢するかもしれないが、ブースや機器等の料金を無料にすることで、ワンランク上の通訳者を手配できる。
■説明
まずはシンプル(平凡?)なアイデアからです(笑)。同時通訳付きのイベントを開催する場合、設備・機材は当然外せないので、本来ならAランクの通訳者を2名雇いたいが、Cランク2名で我慢するというケースがあると考える。それでは、例えばAランク2名の料金を超えたら設備費等はタダにしてはどうかというもの。例えば通訳料が180,000円/日を超えると設備・機材がタダになるとしましょう。
Cランク(50,000円)x2名=100,000円
設備・機器費(200,000円)
合計300,000円
Aランク(100,000円)X2名=200,000円
設備・機器費(0円)
合計200,000円
クライアントとしてはお手頃な料金でレベルが高い通訳者を雇えるので、通訳サービスがより身近になります。サービス提供者側から見ると、上の数字だけを見ると10万円も損しているように見えますが、価格を落とすことで依頼は増加するでしょうし、ランクが高い通訳者を使ってもらえれば高い顧客満足度が期待できるので、リピート率・口コミ率も上がると予測できます。それに機材等は所有していればそもそもコストはかかりません。そして、通訳者は全く損をしないスキームです。
実現条件は「通訳サービス提供者が設備・機器等を所有していること」だけです。所有していれば、維持費や修理費等のリスクを長期スパンで考えても、利益は十分に確保できると考えます。具体的に設備等がフリーになる価格をどのレベルに設定するかは各サービス提供者の状況等により異なります。
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