2011年5月30日

翻訳教育とフリー

「翻訳・通訳とフリー」コンペのエントリー⑥

■概要
フリーミアムモデル。翻訳講座の動画の視聴はすべて無料。ただ、学習効果を高める様々なサービスやツールは有料。

■無料なもの
講座の動画すべての視聴

■有料なもの
1)教科書
2)質問する権利
3)ユーザーフォーラムへのアクセス
4)ニュースレター(各種情報)
5)メンバー限定イベントへの参加
6)メンバー限定動画やライブ(生放送)講座の視聴
7)動画の広告非表示

■説明
講座動画の視聴は無料なので、どこの誰でも学習できますが、より深く理解するためのサービスやツールは有料です。既存の通信講座はあまりインタラクティブではないため、この種のサービスが始まれば、業界にちょっとした革命が起こるのではないかと思います。

都内に住む人は通学コースを選べますが、このサービスがターゲットとする地方在住の学習者は、そもそも通学というオプションがない。そのため通信講座で学ぶわけですが、既存の通信講座は双方向性、つまり教える側と「つながっている」感が希薄なので、どうしても孤独感が増幅してしまう。そこで、有料サービスでは主に1)教える側と他の受講者とのつながりを強化し、2)無料動画だけでは決して得ることができない学習体験を提供します。

過去には似たようなアイデアを考えていた人もいるかと思いますが、ソーシャルサービス全盛期の今だからこそ「つながり」感を強く意識した講座、つまり脱落者が少なく、体験の共有から生まれるリッチな学習効果を実現できると思います。

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