2010年1月30日

WebSphere Translation Server - イマイチです。

機械翻訳といえば、最近はGoogle翻訳がなにかと話題になっていますが、IBMは結構昔からこの分野で研究をしています。数理言語や自然言語処理の分野では30年以上も前からパイオニア的研究をしていますし、生まれたてのGoogleがまだピヨピヨ言ってる10年前には独自の機械翻訳システムを作成していました。それがWebSphere Translation Serverです。で、どんだけ使えるのかというと、


はい、ヤフーニュースのヘッドラインです。これをWebSphere Translation Serverにかけたらこうなった↓


正直、精度的にはまだまだ道は長そうです。けれどIBMは積極的にクラウドソーシングを通じての取り組みにより、システムの精度を上げてきているようですので、これからに期待です。IBMの最高技術責任者もCNNに「独自の機械翻訳システムを本格的に商用化するつもり」と語ったようですしね。

WebSphere Translation Server