iPad 2を購入して数ヶ月経ち、基本アプリも大体決まってきたので、とりあえず現時点での記録として公開しておきます。1年後は大きく変わっているかもしれないが、そもそも私はiPadを1)情報収集と2)通訳資料の保管という目的でしか使用していないので、現在使用している基本アプリを機能で圧倒的に上回るアプリが出てこなければ今後も全く変わらないかもしれない。通訳現場では既にその威力を発揮していて、生産性もかなりアップした実感があるし、以前であればノートパソコンを持参したような案件でも今はiPadで十分。というか軽さと起動時間を考えれば一本勝ちな気がしないでもない。
Evernote
五藤隆介さんのように徹底的に活用できてはいませんが、私は自分のポートフォリオ(過去にメディアで紹介された記事)や記録として残しておきたい新聞・雑誌記事などを保存しています。あとは出張時のスケジュール、フライト情報、レストラン情報など。iPhoneでも使えるのですが、iPadは画面が大きい分だけ使い勝手もよい。
GoodReader for iPad
主にPDF化した通訳資料の保管場所。iPhone版とは別に購入が必要だが、それだけの価値はある。似たようなアプリが多い中で、リリースからずっと支持されているのはやはり使い易さと高い機能性だろう。
大辞林
2009年にグッドデザイン賞を受賞したアプリは伊達じゃない。無駄を削ぎ落としたクリーンなUI、ゲームで遊んでいるような操作性。一つのことを調べるつもりが、ついつい読みふけってしまうことも。アプリに500円以上払ったら基本負けだと思っている私も納得の2500円です。
USA Today for iPad
新聞の質で言えばUSA TodayはNew York TimesやWashingon Post、いやHuffington Postにも敵わないかもしれませんが、アプリの完成度でいえば一歩リードしています。写真や動画も豊富。ディープな評論を求めていなければ、アメリカのニュースはこれで十分かもしれません。無料で広告も少ないです。
Flipboard
Twitter、Facebook、Flickr、Instagram 、LinkedIn、Googleリーダー等の情報コンテンツをまとめてレイアウトし、ソーシャルメディアを雑誌を読むような感覚で活用できるアプリ。当然のことながらコメント投稿、共有、お気に入り登録などもできる。
SQuestions
英語圏でのQ&Aサイトといったら今やQuoraしかない。そのQuoraをiPad(iPhone版もある)で利用できる非公式アプリ。非公式といってもかなりの完成度であり、おそらく公式アプリを出す意味がなくなったというのが実情かもしれない。私は基本ROMなのだが、特にIT関係のやりとりはディープで興味深い。
Tweed
リンク付きのツイートだけを抽出して並べるアプリ。単純だが情報収集ツールとしては破壊力大。
Voice Memos for iPad
録音しながらメモがとれる(マルチタスクができる)。他のアプリと比較して音質が高いのが魅力。
DraftPad
この記事を読んで使い始めた。デフォのメモアプリにはない充実したアプリ連携が素晴らしい。
i文庫HD
2010年度グッドデザイン賞受賞。太宰治、芥川龍之介、夏目漱石など著名な作家の代表作や絵本など、230冊を内蔵書籍として収録し、その他の青空文庫作品もダウンロードして閲覧できる。今後買うマンガは裁断してこれに保存しようかと考えています。
Wikipanion
iPad専用のWikipediaブラウザー。似たようなアプリはいくつかあるので使ってみて一番しっくりするものを使えばいい。いずれにしても翻訳者にとってWikipediaブラウザーは必須。
iPhoneアプリも参考にどうぞ。基本アプリ今も変わっていません。
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