2011年3月4日

Snoop Dogg の新譜の邦訳タイトルがヒドいと話題に。

まずは邦訳タイトルから。


英語の原題はこちら。

1. Toyz N Da Hood (feat. Bootsy Collins)
2. The Way Life Used To Be
3. My Own Way (feat. Mr. Porter)
4. Wonder What It Do (feat. Uncle Chucc)
5. My Fucn House (feat. Young Jeezy And E-40)
6. Peer Pressure (feat. Traci Nelson)
7. I Don't Need No Bitch (feat. Devin The Dude And Kobe Honeycutt)
8. Platinum (feat. R. Kelly)
9. Boom (feat. T-Pain)
10. We Rest N Cali (feat. Goldie Loc And Bootsy Collins)
11. El Lay (feat. Marty James)
12. Gang Bang Rookie (feat. Pilot)
13. This Weed Iz Mine (feat. Wiz Khalifa)
14. Wet
15. Take U Home (feat. Too $hort, Daz And Kokane)
16. Sumthin Like This Night (feat. Gorillaz)
17. Superman (feat. Willie Nelson)
18. Eyez Closed (feat. John Legend And Kanye West)
19. Raised In Da Hood
20. It's D Only Thang

さすがにラップ曲のタイトルを、Hood独特のクールさを保持しながら訳すのは至難のワザです。そもそも日本にはHoodの文化らしきモノがないから、どう訳しても味気が無いフラットな表現になるか、「それってカッコつけすぎじゃない?」というような過剰表現になる。例えば 5. My Fucn House の訳である「ファッキン・オレんち」だが、普通の日本人にはどう考えてもせいぜい中学生のガキんちょがいきがっているようにしか読めない(笑)。

ではどうしたら良いのか?私だったら、昔の洋画の邦題のように、必ずしもタイトルのテキストにこだわるのではなく、曲の内容を把握した上で一芸込めて意訳すると思う。例えば上の例でいえば(私は曲を全部聴いていないので、あくまでも一例だが)、「猛犬の館」とか「俺の縄張り」でも良いと思う。ヤクザっぽい拡大表現かもしれないが、「俺のシマ」なんてのもアリかもしれない。要するに、訳者は原文の文字からもっと自由になった方が、訳者もファンも両方楽しめると思う。お互い楽しめれば、きっと良いモノが生まれるはずです。

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