2010年7月15日

The Power of Time Off - 「休む」重要性

翻訳者も人間ですから、仕事ばかりしていると訳がマンネリ化したり、厳しい納期の連続にモチベーションが落ちたりする事があります。私も例外ではありません。一定のキャリアを築いた今、幸いな事にもう仕事に困ることはありませんが、時折、「自分は成長しているのだろうか」と考えることがあります。腕が落ちているとは感じませんが、日常生活に知的刺激が不足していると自身の成長を実感できないのです。読書は毎日しているのですが、何か大きなプロジェクトに取り組むことはもうあまりありません。日常の雑務に追われてまとまった時間が確保できないのです。昨年の秋もこのモヤモヤ感を抱えていたのですが、その時に観た動画がこれです。



動画を一言でまとめれば、「仕事ばかりだと創造力・想像力が枯渇するから、何年かに一度は仕事をせずに完全に休もうよ」だと思います。さすがにステファンのように一年間の休みをとることは私にはできませんが(そこまでビッグな存在ではないし! 笑)、毎年一ヶ月くらいからならスタートできるかなと思い、今年から実践することにしました。実は2008年からなんとなく実践してはいたのですが、休暇中でも大きな翻訳を受けたりして、とても完全休暇とは呼べないものでした。だから結局、休んだ気がしない。でも今年はしっかり休んでさらなるレベルアップを自分に期待したいと思います。

そんなわけで、本日から来月15日あたりまで沖縄を出て、ずっと構想を練っていた研究プロジェクトに取り組みたいと思います。その成果は本ブログで発表していきたいと思います。

なお、ツイッターやメールで連絡はとれるので、音信不通になるわけではありません。宜しくお願いいたします!