肩書きはまだ許せる範囲としても、やはり登場人物の性別は間違えたくないですね。たとえばウィリアムスさんという人がいて、性別がわからないので I know Williams などと呼びすてにすると、人によっては「なんかこいつ上から目線だな、エラそうだな」という印象をもってしまいます。
通訳者に会議の参加者リストをくれない会社はまだ多いので(悪気はなく、単に通訳という仕事を知らないだけだと思いますが)、私は休憩中に机に置いてある名刺を見ながら別紙に書き写しています。会議に出てくる重要人物の名前を知らないって、結構恥ずかしいことですから。情報がなければしかたない部分はあるのですが、やはり恥はかきたくない!
ちなみにこれを書きながら思い出しましたが、まだ法務分野で経験が浅い頃、ある特許訴訟に関する現場で、"did you speak with an attorney?" という質問に対して、「あなたは弁護士または弁理士と話をしましたか?」と訳していた通訳者さんがいて関心しました。確かにこれを特許訴訟だし、弁理士は patent attorney だから含めないとアカンなあ、と。attorney = 弁護士と決めつけがちですが、例外もあるのです。現場でしか学べないことは山ほどありますよ……
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