2012年10月24日

もっとポッドキャスト。おまけにiTunes Uとか。

 
前に書いたポッドキャスト記事が意外に好評だったので、もう少し追加で紹介します。お好みで試していただければ。

ちなみにこれだけ紹介すると「お前、ホントに全部聴いてるのか?」とツッコミが飛んできそうですが、当然聴いてません。内容によっては適当にスキップしてますし、軽めの番組は部屋を片付けながら流しているだけということも。あまり気張らずにいきましょう。


NPR: Planet Money Podcast

基本的にはお金(経済)に関するニュースやトピックについて一般市民でも分かるように解説するのですが、時には遊び心満載の企画で楽しませてくれたりもします。たとえば米大統領選でロムニー候補のオフショア口座が話題になった時、「そもそもオフショア口座ってなによ?」という問いから始まり、「分からないけど、とりあえず自分たちで口座を開設しちゃう?」という完全なノリで本当にやってしまいました。というか、この企画はまだ進行中。他にも、経済学者に政治を任せたらどうなるかという思考実験もやったり(もちろんカオスな展開に)。お金を見る目が変わりますよ。


ProPublica: Podcast

プロパブリカは日本ではまだあまり知られていないようですが、2010年、2011年とピュリツァー賞を連続受賞したオンライン調査報道機関です。ポッドキャストも硬派で、ロムニー候補のベイン・キャピタル時代の実態を暴いたり、麻薬戦争や環境汚染問題についても容赦なく切り込んでいます。ツイッターやフェイスブックに代表されるSNSの台頭で情報の伝達速度が大幅にアップした中、大手の紙メディアが生き残るにはプロパブリカのように調査報道(スローフードならぬ「スロー報道」)に力を入れるべきだと思うのですけどね・・・


A Way with Words

言語としての英語を深く語る番組。話題の言葉や表現を雑談を交えながら解説し、ホットな造語も紹介。リスナーのニッチな質問にも逃げずにしっかり答えるところがすごい。だって想像上のキャラクターであるCyclopsの複数形はなに?とか、まともな単語らしいけどなぜか辞書に載ってない単語の意味を調べてくれとか、日本の英語教師なら全速力で走って逃げそうな難問ばかり。似たような構成で、言葉としての日本語を深く掘り下げる番組があってもいいと思うなあ。


ラジオの街で逢いましょう

前回紹介した『ラジオ版 学問ノススメ』の似たような感じではあるのですが、こちらはMCが複数人いて交替で担当しているのと、トークも少し緩めで全体的にソフトな感じです。扱うトピックはかなり多彩で、尊厳死から地方自治、ノマドから猫語の効用までなんでもあり。もう昭和のプロレス的な印象さえ漂います(笑)。


文化系トークラジオLife

文化系というだけあって、理系的知識は一切必要ない。パーソナリティが社会学者であり、ゲストも社会学系の方が多い。といってもガチな学問としての社会学を勉強する番組ではなく、リスナーの意見を交えながらテーマについてフリートークする形式。私は4年くらい前から聴いているのですが、2009年の「現代の現代思想」はネ申回だったと思います。はい。あと澁谷知美さんが東方神起をアツく語る回とかも。


で、前回お約束したiTunes Uのお薦めも。私は講演系のaudioが多いのですが、iTunes Uは動画視聴が大前提となっているコンテンツが多いので、適当に自分が好きなコースを検索してみるといいです。以下、説明は省きますのでリンク先を読んでみてください。

Arming the Donkeys

America's Founding

Game Theory (audio) OR (video)

Law and the Constitution

Law School Lectures

Major Speakers

What Great Bosses Know

Election 2012 (Video)

ネットワーク産業論2012(Video)

パターンランゲージ2011(Video)

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