4月22日に渋谷Ustreamスタジオから3つの番組を生配信しました。昨年から本格的に始めた翻訳・通訳Ustream企画ですが、さすがにもう「とにかく何でも放送すればいい」フェーズは越えたと思うので、今年からは少しずつ企画の精度を上げていこうと考えています。
一本目は最近『ツール・ド・ランス』を訳した安達眞弓さんを招いてトークしました。安達さんとは日本翻訳者協会の活動を通して知り合いました。出版翻訳と聞くと華やかなイメージばかりを連想してしまいがちですが、実は舞台裏では結構色々あるんだよ、訳者の生活もそんなに楽ではないんだよと(笑)、リアルな出版翻訳者の姿を知ってもらえたらなと思います。
今後はUstreamやYouTubeなどの動画サービスを利用して、訳者が本について語る場が増えていけば良いのではと個人的に考えています。今回のように1時間を越える内容でなくても、5~10分程度で本のどの点に注目するべきか、どの部分が翻訳に苦労したかなどを語るだけでも一つの「物語」になり、マーケティング的に効果があると思います(今のAmazonレビューシステムは構造的に編集者や訳者が意見を発信しにくいので、その意味でも大きな意味がある)。
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