撮影技術に関するワークショップで通訳してきました。京都出張ではあの太秦の地を踏むことができて、「あの作品はここで撮影されたんだろうなあ」などと、たぶんまったく誤った妄想しながら仕事をすることができました。オーディエンスは主に映像のプロたちなので、普通に訳すだけではなく、「プロが使う言葉」で訳すことが基準ラインになります。短期間でそのラインに到達するにはどうするか。やはり初心者向けのものから始めて、基本情報を徹底的に叩き込むのが一番の近道。20年前であれば基本書を3冊くらい買って読み込むのが定番でしたが、今は動画が質・量ともにかなり充実しているので、YouTubeがかなり有力な選択肢です。参考までに本件において準備に視聴した動画を一部紹介します。
まずはこちら。依頼時に内容はシネマトグラファーの仕事、それも照明やレンズの使い方などについてと聞いていたので、そのあたりの基礎知識についての動画を探しました。案件から1か月前の時点では「エフチ(F値)って美味しいの?」だった私ですが、このような基礎動画を何本も視聴することで記憶に定着させています。
こちらの動画は、動画にしかできないというか、照明や構図の違いをビジュアルで見せてくれるので、本番では映画監督の発言の意図・意味を瞬時に把握するのにとても役立ちました。A picture is worth a thousand words.
こちらは芸人の動画ですが、初心者には難しめの内容をかなり丁寧にわかりやすく説明しています。というかこれを一番最初に視聴したかった。芸人だけに喋りもうまい。
この他にもAlterCineのCinematographer's Insightにはかなりお世話になりました。実際のプロの生の言葉や表現をインプットしていなければ、本番ではかなり苦戦したと思います。今では動画ごとAIに投げて用語集を作成できるのですよね……
余談ですが、本件を受ける前、通訳テストを(たぶん)10年ぶりに受けました。ここが一番緊張したかもです。
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