私は毎年目標を決めるタイプではないのですが、今年の目標は明確で、「通訳においてAIをしっかり使える・語れるレベルまで勉強すること」です。KPIすらない曖昧な目標かもしれませんが、AIの進化のスピードを考えると抽象的にせざるを得ません。実はすでに法務案件では公開情報(特に特許)を効率的に整理・活用していて、準備効率が数倍上がったことを実感しているのですが、それとは別に今の研究テーマは「資料が出ない講演について、公開情報から講演者のスピーチ内容をどう予測するか(プラスその精度をどう上げるか)」です。ある程度のメドがついたらJACIで講演してもいいかなと思いつつ、私が思いつく程度のことは絶対に誰かが先に発表しそう、と始まる前から弱気です。「やる前から負けること考えるバカがいるか!」と猪木にビンタされそう。
さて、いくつかの遠隔案件を寒~い新潟でこなしたあと、15日からはALGS(Apex Legends Global Series)Year 5 Championshipでの仕事のために札幌入りです。昨年に続き2年連続の稼働です。私はApex Legendsをプレイしないのですが(正確にいうと、ローンチ時に試したけど、オンラインの猛者たちに全然歯が立たなくてやめた)、今年も休み中にゲーム実況の動画を大量に視聴して準備しました。あと、eSportsまわりのオンライン記事などもかなり増えてきているので、私が特に求めている「ゲーム以外の情報」にもアクセスが容易になっています。「ゲーム以外の情報」というのは、たとえばなぜALGSは札幌と複数年契約を結んだのか、各選手の個人的な背景やストーリー、チーム・選手間のライバル関係などです。特に優勝選手のMonsoonについては年末年始に彼のポッドキャストを聴いていて、プロゲーマーになる前は寿司屋で働いていていたことも知っていたので、優勝記者会見でその話がでたときは心の中で「きたあああああああこれ知ってるうううぅぅぅぅぅ!」という感じでした。ドヤ顔してなかったらいいな。今年もLiquipedia / Apex Legends には死ぬほどお世話になりました。これがないと選手の移籍履歴などがまったくわかりません。優勝記者会見のときも手元に表示していました。
決勝戦ですが、最初の2戦で「これはTeam Falconsの圧勝じゃないか」と誰もが思ったことでしょう。優勝候補筆頭のFalconsは相当調べてきたので、通訳的にはそのまま勝ちきれば楽だったのですが、やはり世界大会にはドラマがあった方が面白いね、などと記者室で話していたら本当に予想外の展開で第9試合までもつれこみました。日本チーム(Fnatic)は優勝にこそ手が届きませんでしたが、リーチのかかったTeam Falconsを第7試合で、それもHP1残しての勝利という、奇跡の勝利で会場を大きく盛り上げてくれました。
来年も札幌で開催です。また呼ばれるといいなあ……
おまけ:Found in Interpretation ポッドキャストのAlain Bretonと東京で食事。私もこのポッドキャストはよく聴いています。







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