スポットコンサル(通常は1時間単位で、各業界の専門家と話ができる)サービスには20年くらい前から通訳者としてお世話になっていて、それこそZoomがまだなかった時代は文字通り電話、それも固定電話で通訳をしていました。ただ、当時私が契約していたサービスは円払いで、正直レートが通訳者にとってあまり魅力的ではなかったので、おそらく2013年あたりからまったくやらなくなったと記憶しています。なのですが、最近復活しました。
理由は、別の会社に好条件で依頼されたからです。支払いは米ドルで、それも1時間だけで場合によっては国内エージェントの終日料金を超えるので、これはもうやるしかないな、と。昨今の為替トレンドを鑑みて、ドル案件を増やしているのは私だけではないはずです。
スポットコンサル案件では豊富な資料はまず期待できないので(だからレート的には好条件でもやらない人はいます)、対象トピックについて自分で考えて調査する能力が必要です。専門家の名前が事前にわかれば、その人物の講演動画を探すことができるかもしれません。なんにしても、典型的IR案件のような予定調和で終わることはまずなく、かなりディープな話をすることがほとんどなので、高い逐次通訳と現場対応力が求められるのは確かです。
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