2016年1月24日

ガジェットおまけ

昨年12月の通訳ガジェットイベントのまとめがJACI会員限定で閲覧可能になっています。とても便利なガジェット、アプリ、ライフハックが並んでいます(そのうちの一つには、私も助けられました)。

で、これに加えて私が使っているものもいくつか紹介しようかなと。特に順序に意味はないです。

1.SkyScanner

大手航空会社、LCC、旅行代理店の格安航空券や、ホテル、レンタカーをSkyscannerで簡単に検索比較。」と説明にありますが、私は主に航空券の串刺し検索に使っています。海外出張の場合、自分でチケットを手配してくださいと言うエージェントもたまにあるので、そういうときに便利。旅行時間まで細かく設定できるのが個人的には好き。

こちらにアプリ版もあり。

2.楽天証券アプリ

別に楽天証券である必要はないのですが(私がたまたまここで口座を持っているだけ)、証券会社で口座を開いてアプリを入れておくとなにかと便利です。というのは、派遣される会社の概要(四季報)や最新情報を手元で確認できますし、PC版だと日経新聞(日経テレコン21)が無料で読めます。口座開設には、特に投資をする必要はありません。

3. NewsPicks

もう新聞をとっていない私が毎日読んでいるのがNewsPicks有料版(新聞はランチの定食屋やホテルで読む。出張が多い仕事なので)。これにYahooニュースとThe New York Times有料版をプラス。

NewsPicksは移動中にスマホで読むのがいつものパターン。オリジナルコンテンツがとても充実しており、普段は課金にケチな私も満足するサービスレベル。

4.Interplex HD

用語集管理システム。 日本ではマイナーな存在ですが、欧米では使っている人が結構いる印象。エクセルで用語集を作成してドロップボックスに放り込んでおけば、自動で同期してタブレットで使える。

5.PLANEX MZK-UE150N

ホテル用の無線LANルーター。今でも田舎にいくとまだ無線LANがないホテルがあるのです。

6.iPad用充電器

iPhoneの充電用に持ち歩いてます。とにかく速い。参考記事

7.i英辞郎

公式と違ってオフラインでも使用できるのが大きい。ロード時間も短い。というか、iPhoneを使い始めてからこれしか使ってません。

8.Karimor Airport Pro 70

常に世界中を飛び回っている高城剛が使っていると読んで、試しに買ってみたらこれがイイ。私は機内持ち込み可能なサイズ、重量、そして耐久性を見て選ぶのですが(むしろそれしか見てない)、このバッグにはとても満足しています。

この他にもいくつかあるのですが、まあ本当に便利なモノは秘密ということで! 笑

2016年1月16日

通訳者のメンタルトレーニング


新連載が開始しました。

仕事の準備は心から~通訳者のメンタルトレーニング

私は通訳を一種のメンタルスポーツとして考えていますが、これを前提とした場合、最高のパフォーマンスをするためにはメンタルの状態をどう仕上げたらよいのだろう、という素朴な問いからスタートします。

初回の記事にも書きましたが、私は決してメンタルが強い人間ではありませんでした。その私がなにをどう意識して変わったきたかを具体的に紹介していくつもりです。

ちなみに最後のオススメ絵画コーナーは著者の特権です。特に意味はないけど(笑)、まあ鑑賞して楽しんでください!ははは。

2016年1月12日

超久々の更新。

気付いたら昨年の7月6日から更新してませんでした。今までで一番怠けたかもしれません。書くネタは結構あったし、書きたいなと思ってはいたのですが、なにせ私は優先順位が高い案件から順に処理していくタイプなので(当たり前か)、趣味の延長みたいなこのブログはどうしても後回しになってしまい。今年は頑張るぞ、と。うん。

とりあえず昨年の報告と今年の展望を。

1.日本会議通訳者協会を立ち上げました。 ビジョンを共有していて仕事もできる仲間がいるので、とにかく動きが速い、速い。ベンチャー企業ってこんな感じなんだよなと。今年も年明けから素敵なイベントが目白押しです。

上部のUpcoming Eventsにもありますが、1月は通訳者・翻訳者向けの税金イベント、社内通訳者に対象を絞ったサロン(こちらは満員になりました!)、2月は警察通訳人を著した清水真さんの講演とJACI初の通訳ワークショップ、そして3月はサイマル・インターナショナル専属通訳者で『田舎少年が挑んだ会議通訳者への道』を著した倉澤良仁さんの講演会と、本当にお祭りワッショイな感じです。このペースでいったらふんどし姿の高田延彦がでてきそう。ウソです。

ちなみに昨年の初開催が大成功した日本通訳フォーラムですが、今年はさらにパワーアップして帰ってきます。水面下でいろいろ動いていますが、近日中にビッグニュースをお知らせできると思います。

あ、アルク社のサイトで「現役通訳者のリレー・コラム」 に執筆協力してます。おもしろい!

2.今年から、というか今年だけかもしれないけれど、名古屋外大で通訳コースを担当することになりました。臨時講師、短期集中コースです。個人レベルでは今もたびたび教えているのですが、きちんとした教育機関で教えるのは5年ぶりでしょうか。今時の若者は厳しいとすぐにへこんでしまうらしいので、時代に合わせて褒め殺し、アゲアゲ(死語)な感じでいきたいと思います。

それにしても名古屋外大、ちゃんと私の身元確認したんだろうか。指名手配されてるかもよ?NHKの受信料払ってるかわからんよ?というか私の大学時代のGPA知ってるのか・・・

3. 個人としての活動も、まあぼちぼちいい感じで。昨年3月からアルク社のEnglish Journalで『ブースの中の懲りない面々~通訳の現場から』という通訳に関する連載を持たせてもらってます。おかげさまで好評らしく、2年目の契約もゲットしました。これで私も富裕層1%に一歩近づきました。一応、少年ジャンプ的に毎月、コンテンツの読者ランキングがあるのですが、最近の報告では以下のような感じ。

■読者はがき 読み物記事「面白かった」ランキング
4月号~7月号 2位
8月号 1位
9月号 3位
10月号~11月号 1位

ずっと「オレゴン12ヵ月」に勝てなかったので、初めて1位をゲットしたときは素直に嬉しかったです。ジャンプの漫画家の気持ちがなんとなくわかりました。 やはり良いものを書き続けて、1位をキープしたいですね。オールカラーの「オレゴン」には美しさでは勝てないので、意表を突いたコンテンツで勝負するしかありません。毎号桶狭間的な感じです。でも下ネタを入れたら即ボツ食らったけど。編集部、もっとフリーダムにいこうよ!世界を変えようと思うやつだけが世界を変えられるんだよ!

ちなみにこの素敵なタイトル『ブースの中の懲りない面々~通訳の現場から』 は某広島の某通訳者、某宮原氏が付けてくれました。ナイショですよ。どうせ誰かわからないだろうけど。

4.今年から新連載も始まります。イカロス社の通訳翻訳WEBで、通訳者向けのメンタルトレーニングについて書きます。全11回か12回あたりで。すでに翻訳サイドでは村瀬さんの連載が始まっているようです。越後湯沢のリゾートマンション、10万円から買えるんですよね・・・

ちなみにリニューアルする前の通訳翻訳WEBに掲載されていたロザンのノートテイキングに関するコンテンツですが、新サイトには引き継がれなかったようです。編集長の許可を得たので、加筆して夏前にはどこかで再発表したいと思います。Any takers? あ、電子書籍版も出すかも。

5.個人的なプロジェクトとして、1年近く温めてきた米国反トラスト法関連の通訳に関するコンテンツをどこかでまとめて書きたい。あと、版権をもってるWhite House Interpreterの翻訳もいいかげん終わらせたいです。出版期限がない契約なので、ダラダラしちゃうんですよね。いや、でも今年は絶対にやりますよ。次に訳したい本も決まっているので、早く今のを終わらせて版権交渉に入りたいです。

6.地味に弟子を2人とっていたのですが、1人は大手製薬会社のインハウス翻訳者として就職が決まり、もう一人はなんとGoogleに採用されました。なぜかみんなビッグになっていって、教えた私は一人取り残される。ぐぬうう・・・・・・

7.どうでもいい話ですが、エリック・サティの音楽が頭から離れません。あ、でもベッキー騒動でどさくさに紛れてゲスの極み乙女。のファンになりました。音楽はいいですよ。音楽に罪はないです。

8.つい二日前の日曜日、おそらく私の人生のターニングポイントになる出来事がありました。おそらくというか、私はそう確信しているのですが。直観を信じて、まっすぐに。

みなさん、今年もよろしく!

安心してください、怠けてますよ。

関根マイク