2014年10月27日
もっともっとポッドキャスト。
HBR IdeaCast
HBRはHarvard Business Reviewの略。ビジネスに関する様々なトピックをシンプルに紹介します。
The Tim Ferris Show
最近のイチオシ。ゲストも豪華。Google Ventures責任者であるKevin Roseとの「飲み放談」みたいなコンテンツは他で聴けるところはないと思います。ピーター・ティールとかも普通に呼んでるし!
NPR: Snap Judgment Podcast
NPRの新番組。This American Lifeと似たようなスタイルではありますが、こちらもなかなか。
荻上チキ Session-22
最近の寝る前チョイス。トピックの守備範囲が本当に広くて感心します。
Now Hear This: The Official Podcast of Blue Note Records
ジャズ好きの方にお薦めです!
Bulletproof Radio
既存のテクノロジーをフル活用して「人間はどこまでアップグレードできるか」 を追求する番組。ほぼすべてのエピソードがE指定(卑猥な言葉が一杯!)なのが笑える。
The 10-Minute Marketing Show
文字通り、マーケティングに関するトピックをサクサクと。
Johns Hopkins Medicine Podcasts
豊田さんの紹介で聴きはじめました。子宮移植して妊娠なんて驚きましたわ…
Grantland Sports
"Give the people what they want!" まあスポーツ好きの私ですからね。NFLからWWE(プロレス)までメジャースポーツを幅広くカバーしています。
2014年10月26日
『通訳者の便利ツール』を執筆。
いまさら感が充満している感じですが、翻訳通訳ジャーナルの10月号(8月21日発売)で私が普段使用している便利アプリやツールを紹介しました。詳細は購入していただくとして、実はこの記事発表後にイヤホンを新調したことをお知らせします(卵が飛んできそう)。
私は耳の奥までしっかりフィットするイヤホンが好きなので、Klipsch Image X10をずっと使っていました。 ただ、長時間の同時通訳になるとやはり耳が痛くなります。サウンドクオリティには満足しているのですが。
それで先月、海外出張に行ったら、偶然にも隣の百貨店にBang & OlufsenのA8 イヤホンが販売されていて、「耳掛けタイプも試してみるか…」と買ってみました。そしたら、これが、いい。耳が疲れない。耳の中にすっぽり入らない分、音が少し遠く感じるのですが、それでも長時間の案件にはもう手放せませんね。
今では2時間程度の同通はKipschで、それより長い案件はBang & Olufsenと使い分けています。
2014年10月25日
通訳忘年会 2014
ありそうでなかった、大規模通訳者忘年会。今年から始めちゃいます!
現役プロ通訳者も、通訳者を目指している方も、一緒にワイワイやりましょう。誰でも参加可能です。
飲んで食べて、通訳ネタを一晩中語る、それだけです! いや、もしかするとスペシャルゲストによるトークもある「かも」しれません!お楽しみに!
通訳忘年会 2014
↑ ※チケットの事前購入が必要です!
2014年10月23日
フリーランス翻訳者の桃太郎
最近、桃太郎のアレンジがネットで流行っているようなので、フリーランス翻訳者バージョンを作成してみました。まあ、ネタです。
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昔々あるところにおじいさんとおばあさんが手書きの原文に頭を悩ませていました。
おじいさんは締め切り前に山へ缶詰に、おばあさんは徹夜明けのストレスから何も考えずに川でボーッとしたいと思いました。
すると川上から桃がドンブラコドンブラコと流れてきたが、英語でドンブラコの雰囲気を表現するのは難しいんだからこんなの原文に書くなよとおばあさんは思いました。
桃を持ち帰って割ってみると、中から赤ん坊が現れて大声で泣きました。PDFのOCRがうまくいかないからです。
すくすくと育った桃太郎はある日、鬼退治へ行ってくると言いました。そうするか一週間スポッティングだけやって過ごすかの二択だったからです。
おばあさんは桃太郎にきび団子を渡しましたが、そんな余裕があるんだったらレートを上げてほしいと桃太郎は思いました。
桃太郎は「日本一」と書かれた旗を掲げようと思いましたが、英語の方がかっこいいのでBest in Japanにしました。けれどなんだか広告臭いのでやめて、「加油!桃小龍!」と書きました。
その途中、イヌ・サル・キジが「きび団子をください」と言ってきました。具体的には以下の通りでした。
イヌ「단고를하십시오」
サル「Пожалуйста Kibidango」
キジ「தயவு செய்து Kibidango」
やっぱりきび団子を外国語にするのは難しいんだなあと桃太郎は思いました。
イヌ・サル・キジは桃太郎の家来になりましたが、正社員ではなく登録制であり、鬼退治はトライアル扱いになりました。
桃太郎達は鬼ヶ島に到着しましたが、約束された追加原稿は午前2時を過ぎてもまだ届いていません。
イヌはそのするどい牙で鬼の足に噛み付きましたが、いくら噛み付いても締め切りは変わりません。
サルはそのするどい爪で鬼の顔を引っ掻きましたが、締め切りが迫っても思考は鋭くなりません。
キジは鋭利なクチバシで鬼の目をつつきましたが、多くのフリーランスは営利どころかボランティアすれすれの仕事をしています。
鬼達が負けを認め、ついに桃太郎達は勝利を収めましたが、翻訳仲間にヘルプでお願いした訳文はまだ納められていません。
こうして桃太郎は金銀財宝を持ち帰り幸せに暮らしたかったのですが、エージェントにほとんど抜かれて今夜もため息をつくのでした。Sigh.
めでたし、めでたし。