ロンドン金属取引所(London Metal Exchange)から直接依頼を受けて、日本でのPRイベントで同時通訳をしてきました。20年前であれば絶対に受けなかったような案件ですが(受けても通訳仲間に外注していた可能性大)、個人であっても長く投資をしているとどうしても鉱物の需給や価格、動向一般に敏感になってくるもので、そこで蓄積した知識がモノをいうというか、「今の自分であればたぶんいける」と考えて臨みました。結果は大成功。美味しいディナーも頂きました。
私はここ数年、毎年春から夏にかけて某エネルギー国際会議を毎年担当しているのですが、その会議の内容とつながる部分が多々あります。金属が専門分野とは口が裂けてもいえませんが、通訳者が対応分野を広げていきたいのであれば、このように隣接領域から攻めていくのが一番ではないかと思います。